2022-07

北方四島の話題

択捉島・天寧出身の歌手ノビコフが故郷に凱旋

択捉島出身の著名なシャンソン歌手アレクサンドル・ノビコフが5日、島を出てから初めて生まれ故郷を訪れた。ノビコフは太平洋側のブレベスニク(天寧)の生まれで2歳まで過ごした。父親は軍のパイロット、母親は主婦だった。有名になって以来、常にふるさと...
ビザなし渡航

ロシア外務省「遺体は引き渡される」ノソフ外務省代表が明言

サハリンのテレグラム・チャンネルの1つで、沈没した日本の観光船の犠牲者とみられる遺体3体の引き渡し問題で、日本側は移送コストと北方領土問題の観点からロシア側が提案した移送方法に同意していないという情報が広まったことについて、ユジノサハリンス...
北方四島の話題

国後島から泳いできたロシア人男性 テレビカメラの前で初めて すべてを語る

去年、1人のロシア人男性が国後島から泳いで亡命してきたというニュースを覚えている方、いるでしょうかその男性が先月、テレビメディアとしては初めてHTBのインタビューに応じました。(HTB北海道ニュース2022/7/4) 彼は居場所を明かさない...
エトセトラ

日ロ関係は戦後最悪 ポロナイスクと北見の姉妹都市提携50周年は祝われない

今年、北海道の北見市とサハリン州のポロナイスク市(敷香=しすか)は、姉妹都市提携50周年を迎えた。1972年8月13日、「ポロナイスク(ソ連、サハリン)と北見(北海道)の都市間の友好関係の発展について」が署名された。以来、何十年もの間、両市...
エトセトラ

日々の暮らし、流氷に人生重ね執筆 根室の佐々木さん新聞連載コラム自費出版 地元紙に28年間で312編

JR根室駅前で土産物店「光風」を経営する佐々木弘往さん(75)が1993年から2021年まで、地元紙に連載したコラム計312編を1冊の本にまとめ、自費出版した。日々の暮らしで感じたことや喜怒哀楽を味わいのある文章でつづっている。(北海道新聞...
北方四島の話題

国後島・ニキショロ湖 緑藻で湖水が緑色に濁る

国後島にあるラグンノエ湖(ニキショロ湖)に緑藻が出現し、澄んだ水が汚れた緑色に変わった。テレグラム・チャンネル「南クリル諸島の観光」は「ラグンノエ湖が咲いています。厚い緑藻のお粥」と紹介している。ラグンノエ湖は、住民だけでなく観光客の間でも...
北方四島の話題

国後島で最も美しい蝶

国後島で最も美しい蝶--オオミズアオ。淡い緑色はほとんど非現実的で、複雑な感情を引き起こす。(南クリルの観光2022/7/3) ※「淡い緑色の羽を持つ美しい鱗翅目(りんしもく)の昆虫です。日本では一般的に蛾の仲間に入るのですが、本物に出会う...
北方四島の話題

知床観光船の遺体引き渡し「日本はプロセスを政治化している」

観光船(KAZU 1)の沈没事故から2カ月。サハリンの海岸とクリル諸島(千島列島)の国後島で3人の遺体が発見された。このうち2人は国後島に、もう1人はサハリンに安置されている。PEサハリン(※「ЧП Сахалин」テレグラム・チャンネルの...
北方四島の話題

国後島に夏が来た ホウノキの白い花が咲く

国後島に夏がやってきた。野原や海のテラスではヒオウギアヤメやセンダイハギが咲き、モクレン科のホオノキは白い卵型の花をつけた。今年最初のホウノキの花は6月15日にストルボフスカヤ生態系の径で記録された。開花は3週間続く。春が来て夏が来るそれは...
エトセトラ

北クリル・パラムシル島  シャチの群れが釣り船を「護衛」

北クリル・パラムシル島の近海で、シャチの群れが釣り船を護衛でもしているかのように泳ぎまわり、釣り人を感激させた。シャチたちは釣り船の下を縦横に泳いだと思ったら、突然海面に飛び出したり、船を先導したり…。釣り人は「あちこちにシャチがいる。どこ...