2022-08

北方四島の話題

択捉島 国境警備隊員9人の慰霊碑建立 1991年のAN-26墜落事故

1991 年 8 月 15 日、択捉島で国境警備隊のAN-26が任務中に墜落し、乗っていた国境警備隊員9人全員が死亡する事故があった。当時、国境警備隊の中尉だった同島在住のパベル・クチェロフさんが発起人となり、このほど慰霊碑が建立された。島...
北方四島の話題

国後島・羅臼山 ヒグマがハイマツの実を食べた

国後島のメンデレーエフ火山(羅臼山)で、ヒグマがハイマツの実を食べている珍しい映像が撮影された。島民のロマン・ロディオノフさんが火山の噴気孔フィールドで撮影した。SNSのテレグラム・チャンネル「南クリルの観光」で、貴重な映像が共有された。(...
北方四島の話題

国後島の自然保護区 鳥の大量死でサンプル検査 サハリン州当局

国後島の海岸でツノメドリやウトウの死骸が多数見つかったことを受けて、サハリン州の獣医学・優良種畜産局はサンプルを採取し、検査機関で分析を行っている。専門家は高病原性鳥インフルエンザを含め、死因を特定する。鳥の死骸は国後島のクリル自然保護区に...
エトセトラ

フリーメーソンの象徴「目」が付いた4つの石  旧樺太庁博物館の貴賓室にまつわる謎 

サハリン州郷土博物館の歴史は日本の樺太時代に遡る。開館は1937年8月1日。建物は1935年に着工した。建設費は樺太住民の寄付によって賄われた。主任建築士は貝塚良雄氏で、当時の流行である「帝冠造り」を採用した。日本の伝統的な建築様式の1つで...
ビザなし渡航

『洋上慰霊』

千島連盟羅臼支部の鈴木日出男支部長が釧路新聞(2022/8/12付)のコラム「諸感雑感」で、先日終了した「洋上慰霊」について書いています。
北方四島の話題

国後島の観光地に25のグランピング施設 豪華テント、レストラン、スパも 投資額1億5,000万ルーブル

観光客が増加している国後島で、ホテルの快適さとアウトドアの楽しみを兼ね備えたグランピング施設の整備が計画されている。ザ・スカイ・グランピング・ネットワークの創設者の1人、セルゲイ・ペトロフ氏は「クリル諸島は美しい場所。カムチャツカに似ている...
北方四島の話題

択捉島で「クリーン・アイランド」キャンペーン 

択捉島でエコロジーキャンペーン「クリーン・アイランド」が開催され、基地の町ゴルノエでは、子供たちから車いすのお年寄りまで多くの住民が参加。家の周りの草刈りやゴミ拾いを行い、花壇にチューリップやペチュニアを植えた。(サハリン・メディア2022...
北方四島の話題

国後島・泊山 観光客を乗せたトラックが横転 女性が骨折

8日、国後島南部のゴロブニン火山(泊山)のカルデラで、観光客を乗せたGAZ-66トラック(1960年代にソ連で製造された軍用トラック)が横転した。この事故で女性1人が鎖骨を骨折するなどした。公式の旅行代理店が企画したツアーではなかった。(サ...
北方領土ノート

「墓参に代わるものではない」洋上慰霊終了で知事 「ビザなし」再開要求へ

根室港発着の北方四島洋上慰霊は10日、全10回の日程を終えた。鈴木直道知事はこれに先立ち、9日の記者会見で洋上慰霊について「墓参に代わるものではない」と述べ、当面見送りとなったビザなし渡航の再開を政府に求める考えを示した。洋上慰霊に対する元...
北方領土ノート

洋上慰霊、全10回終了 千島連盟 元島民ら299人参加

北方領土の元島民らによる根室港発着の洋上慰霊が10日、全10回の日程を終了した。ロシアのウクライナ侵攻による日ロ関係悪化でビザなし渡航の再開が見通せない中、計299人が参加し洋上から故郷の島に思いをはせた。(北海道新聞2022/8/11) ...