2022-10

北方領土ノート

知床観光船事故から半年…遺体返還の“舞台裏” なぜロシアからの返還に4か月もかかったのか?

(TBS 2022/10/29) 知床沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故の発生から、10月23日で半年が経った。乗客乗員26人のうち、死亡が確認されたのは20人、残る乗客6人はいまだ行方がわからない(10月28日現在)。 ...
エトセトラ

サハリンから部分動員令で招集された住民は855人以上

サハリン州では部分的動員令で招集された住民の家族に30万ルーブルの支援金を支給しているが、10月24日時までに855人の家族が受け取った。プーチン大統領が部分動員を発表した直後は、招集された住民の人数が公表されていたが、それは最初だけ。サハ...
北方四島の話題

色丹島灯台で観光客を迎える「ボルガ」収容施設から灯台へ 

色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)にホームレスの犬や猫を一時的に収容する市営の施設がある。犬用ケージは8つの小さな施設。現在7つのケージに犬が収容され、1つは飼犬用に使用されている。また、猫用ケージが1つと散歩スペースがある。彼らは不妊去勢...
北方四島の話題

択捉島・瀬石温泉 児童生徒を対象に軍隊入門ツアー ロシア徴兵の日を前に

ロシア徴兵の日(11月15日)を前に、軍が駐屯する択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)では、中等学校の児童生徒を対象にした軍隊入門ツアーが開催された。子供たちは、兵舎を訪れ銃の扱いを学んだり、戦車を運転するなどして、軍人の生活と余暇がどの...
北方四島の話題

国後島・択捉島 集合住宅の屋根の張替えや配管の交換が行われた

サハリン州では住宅修繕プログラムにより、2022年に集合住宅など160棟で大規模なオーバーホールが完了し、別の 95棟が作業の最終段階にある。このうち国後島ユジノクリリスク(古釜布)のグネチコ通りにある4棟では屋根や水道管が修理され、北クリ...
北方領土ノート

 「きょうは島が近く見えるね」

10月上旬、本土最東端にほど近い根室市珸瑤瑁(ごようまい)の80代の漁師からこんな言葉を聞いた。珸瑤瑁地区から北方領土歯舞群島までの距離は約10キロ。日常的に島影は見えるが、その日はことにはっきり見えた。漁師はこう付け加えた。「これは、あし...
北方領土ノート

ガルージン駐日ロシア大使、11月中旬にも離任 日本勤務が長い知日派

ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使(62)が11月中旬にも離任することが28日、複数の日本政府関係者への取材で分かった。日本勤務が長い知日派で知られ、第2次安倍政権下の2018年から大使として日ロ平和条約締結交渉にも関わったが、北方領土問...
北方領土ノート

間近に北方領土 臨場感味わって 根室で11月1日から3年ぶりクルーズ

【根室】北方領土を間近に眺められる「本土最東端パノラマ・クルーズ」が、11月1日から3年ぶりに再開する。コンブ漁船「第15はぼまい丸」(9・7トン)に乗船し、北方領土の日ロ中間ライン付近を周遊する。運営する歯舞漁協は「北方領土を目の前に感じ...
北方領土ノート

後継者育成し伝え続ける 歯舞群島多楽島出身の語り部・高岡唯一さん(87)=羅臼町<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>13

若い世代や旅行者に北方領土の記憶を伝え続ける歯舞群島多楽島出身の高岡唯一さん(87)は、羅臼町で活動する最高齢の「語り部」だ。返還への願いを語る原動力は「一人でも多くにロシアという国を知ってほしい。体験者が伝えていかなければならない」という...
北方四島の話題

国後島 公営企業が工事代金2,300万ルーブル未払

公営住宅の管理や公益事業を行っている南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)の公営企業「ユニバーサル」など2社が工事代金を支払っていないとして、南クリル地区検察庁は請負業者に2,300万ルーブルを支払うよう、ゴミレフスキー市長に求めた...