北方四島の話題 国後島・爺爺岳の海岸 観光客が打ち上げられたシロイルカを救助
国後島北部のチャチャ火山(爺爺岳)に近い海岸でシロイルカが打ち上げられているのを観光客のグループが見つけ、力を合わせて海に帰した。砂浜に乗り上げたシロイルカを見つけた観光客は関係機関に連絡を取ろうとしたが携帯電話が圏外だったため、連絡がとれ...
2022-10
北方四島の話題 北方領土ノート ニホロ入館者80万人突破 根室、節目の大阪の高校生に記念品
根室市内穂香の道立北方四島交流センター（ニホロ）の入館者が１７日、８０万人を突破し、節目の入館者となった大阪府立夕陽丘高校２年の綿田璃穂さん（１７）に記念品が贈られた。(北海道新聞根室版2022/10/17) ニホロは「日本（ニ）とロシア（...
エトセトラ 秋サケ漁、根室海区も上向き 「この調子で続いて」
根室海峡沿岸の秋サケの漁獲が、盛期の１０月に入ってから急速に伸びている。根室海区漁業調整委員会の１０日時点の漁獲状況（速報値）によると、知床岬から納沙布岬までの「根室海区」７漁協の合計漁獲数は、前年同期比５３％増の１６６万３４７７匹、漁獲量...
北方四島の話題 色丹島 ボランティア医師15人が無料診療開始 28日までの10日間
ロシア各地のボランティア医師15人が18日、色丹島に到着し、28日まで住民に対して無料診察を行っている。今年15周年を迎えた医療ボランティア「ロシアのフロンティア」の一行で、色丹島訪問は約10年ぶり。モスクワやサンクトペテルブルク、ハバロフ...
北方四島の話題 択捉島の上空に不思議な虹の輪が現れた 機内から珍しい「ハロ」現象を撮影
ユジノサハリンスクから択捉島に向かっていた定期便の乗客が、択捉島上空で珍しい「ハロ」現象を撮影した。「虹に似た美しい光。UFOでもないし、懐中電灯の反射でもない…」と撮影した乗客はテレグラムチャンネル「赤い灯台」に投稿した。これは太陽の周り...
北方四島の話題 国後島・ローソク岩 希少種シジュウカラガンの亜種を確認
国後島の太平洋側にあるスカチェフ岬(近布内の近く)で15日、クリル自然保護区の職員が国後島では極めて稀なシジュウカラガン(アリューシャン亜種)を確認した。ロシアとサハリン州のレッドデータブックに記載されているこの鳥が国後島で初めて観察された...
北方領土ノート 歯舞「無人なら返して」上川の元島民・高塚さん講演
ロシアが実効支配する北方領土・歯舞群島水晶島出身で、上川管内唯一の元島民の語り部、高塚正勝さん（８６）＝旭川市＝が１９日、町かみんぐホールで講演し、国境警備隊員以外の住民がいない歯舞群島について「無人島と一緒だ。それだったら日本に返してほし...
エトセトラ 「鮭の聖地」観光客呼び込め 標津町などモニターツアー 遊覧飛行や遺跡見学の評判上々
日本遺産「『鮭（さけ）の聖地』の物語 根室海峡一万年の道程」の舞台を巡る、ツアー商品開発が動きだした。「鮭の聖地」は２０２０年６月に文化庁から日本遺産に認定されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、観光振興につながらない状態が続いていた。感...
北方四島の話題 択捉島、国後島、色丹島には緊急時に備え物資備蓄基地が設置されている
サハリン州には自然災害などに備えて6カ所の物資備蓄基地が整備されているが、このうち4カ所はクリル諸島の択捉島、国後島、色丹島、パラムシル島にある。同州のポポフ副首相は17日、ユジノサハリンスクの物資備蓄基地を視察し、緊急事態に備えて備蓄され...
北方四島の話題 択捉島「ロシアの辺境」プロジェクトでコンサートや展示会など開催
サハリンの教育文化プロジェクト「ロシアの辺境で」の一環として多彩なイベントが択捉島で開催された。サハリン州文化公文書館、同美術館、ギドロストロイ社の協賛を得て「ロシアのおもちゃ」展示会やコンサート、絵画のワークショップなどが島内各地で開かれ...