2022-10

北方四島の話題

「隠れても意味がない。これは私たちの義務だ」国後島から招集された10人がサハリンへ出発

プーチン大統領による部分動員令により、国後島から招集された予備役10人が14日、サハリン・アニワ地区の訓練場に出発した。この中には3人の公務員が含まれている。招集されたイリヤ・ヴォドプシンとビクトル・トゥメンコは「隠れても意味がない。これは...
エトセトラ

北クリル・セベロクリリスクの学校、病院、アパートは2023年に完成 知事が明言

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクにおける社会施設の建設は2023年に完了する--サハリン州のリマレンコ知事はテレビを通じた住民との対話で明言した。パラムシル島の住民が地区の学校や病院、アパートはいつ出来るかと質問した。建設工事は悪質な...
北方四島の話題

ガソリン在庫切れの色丹島 州政府「タンカーは15日にも島に到着する」と説明

ガソリンの在庫がなくなっている色丹島について、管轄する南クリル地区行政府は、15日か16日にはガソリンが運ばれてくると住民に知らせた。サハリン州エネルギー省は「輸送に問題があり、タンカーはコルサコフにいる。社会サービス、救急車、警察車両のガ...
北方領土ノート

豊かな営み戻らないのか 歯舞群島志発島出身 南保敏雄さん(87)=根室市=四島よ 私たちの願い<11>

約20年前、半世紀ぶりに訪れた故郷・歯舞群島志発島は、草むらに覆われていた。同島出身の南保敏雄さん(87)=根室市=は思わず嘆いた。「人が住んでいたら、豊かな島であり続けただろうに。こんなふうになるまで、日本の政治は何をしていたんだ」…(北...
エトセトラ

<うちのイチ押し!>あま太郎 皮、あんこ根室の味守る

老若男女がひっきりなしに訪れる店内に入ると、あんこの甘い香りに包まれる。黒あんの入った看板商品のお焼き「あま太郎」(110円)は、1958年の創業時から同じ製法を貫く。「皮もあんこも昔のまま。それが鉄則です」。店を経営する3代目の平川毅さん...
北方四島の話題

国後島のクリル自然保護区職員セルゲイ・ステファノフの仕事

10月14日は自然保護区で働く人々を祝福する日--。国後島のクリル自然保護はウエブサイトで1人の職員にスポットを当てた記事を掲載した。セルゲイ・ステファノフは2021年5月から保護区で働いているが、短期間で重要な研究を行い、新しい科学的デー...
ビザなし渡航

「来年こそは故郷の地で」

本日の釧路新聞のコラム「諸感雑感」に千島連盟羅臼支部の鈴木日出男支部長が羅臼で実施した「洋上慰霊」を振り返り、「もう一回でいいから島に行きたい」という元島民の心情を綴っています。(釧路新聞2022/10/14)
エトセトラ

千島中部ヤンキチャ島(宇志知島の南島)のホッキョクギツネを撮る

ブロガーで写真家のアンドレイ・グラチェフさんがクリル諸島ヤンキチャ島(宇志知島を構成する南島)で暮らすホッキョクギツネを撮影し、自身のテレグラムチャンネルで公開した。子ギツネはカメラの前で、まったく怖がらず、愛らしいポーズをとった。「昔むか...
エトセトラ

千島列島中部の松輪島 ロシア太平洋艦隊が地対艦ミサイル「バスティオン」模擬発射訓練

ロシア太平洋艦隊の「バスティオン」沿岸防備ミサイル部隊がクリル諸島(千島列島)中部にあるマトゥア島(松輪島)で敵艦船からの攻撃を想定し、沿岸を防衛するため発射シミュレーション訓練を行った。地対艦ミサイル「バスティオン」は昨年12月にマトゥア...
北方領土遺産

羅臼町郷土資料館、15日から新展示室公開 国後島の植物と郷土芸能紹介

羅臼町郷土資料館(峯浜町307)は、国後島の植物などの「北方四島国後島展示室」、郷土芸能を紹介する「知床いぶき樽展示室」を新設した。15日に公開を始める。国後島展示室には、国後島で採取したコマクサなどの植物標本、島内の写真、石器などを並べた...