2023-01

北方四島の話題

北方領土周辺は海鳥の宝庫…バードウオッチャーが歓声「本土最東端パノラマ・クルーズ」

根室市では、北方領土を間近にのぞむ海で、バードウォッチングなどを楽しむ「パノラマ・クルーズ」が3年ぶりに復活し、人気を呼んでいます。根室市の歯舞漁協が、2008年から、漁が休みとなる冬の間に運行する「本土最東端パノラマ・クルーズ」。コロナ禍...
エトセトラ

北クリルの2つの火山が噴火 航空機の飛行に注意呼びかけ

クリル諸島(千島列島)とカムチャツカ地方の火山噴火が航空機のフライトに危険をもたらす可能性があると、全ロシア市民防衛・非常事態問題研究所が警告している。北クリル・パラムシル島のチクラチ火山とカムチャツカのベジミアン火山の噴火で、噴煙が上空を...
ビザなし渡航

北方墓参の渡航当面困難 松野官房長官

松野博一官房長官は31日の記者会見で、ロシア側が北方領土の元島民らに墓参のためのビザなし渡航を認める「北方墓参」に関し、再開は当面困難との認識を示した。ロシア外務省は、北方墓参に関する日ロ間の合意は現在も有効と表明。松野氏は、ロシアによるウ...
北方四島の話題

択捉島–サハリン便 運賃は値上げ、サービスは低下

航空チケットはより高く、サービスは低下。オーロラ航空のクリリスク(紗那)—ユジノサハリンスク便を利用している多くの択捉島住民は、そう感じている。今年 1 月 12 日から運賃は1,000ルーブル値上がりして6,900ルーブルになった。航空会...
エトセトラ

嵐の後の海岸にヒトデ 北クリル・パラムシル島 

嵐の後の北クリル・パラムシル島の海岸におびただしいヒトデが打ち上げられた。地元住民が海からの奇妙な贈り物が散乱する海岸を撮影した。ヒトデに混じってタコやカニ、貝類のほか、カニの網や流木が打ち上げられた。1月25日、低気圧の通過に伴い、北クリ...
北方領土ノート

「安全操業の協議再開には、ロシアへの敬意を示す必要がある」ロシア外務省代表

ロシアは、2023年のクリル諸島南部(※北方四島)のロシア海域における日本人による漁業(※安全操業)に関する政府間協議を開催しないと、日本側に通知した。ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式代表は、協議再開のためには日本が新たな制裁を開始するの...
北方領土遺産

根室国後「陸揚庫」最大のナゾ、建築年が分かった 昭和4年(1929年) 9月改築 札幌逓信局「工務時報」に記述

ソ連軍による北方領土侵攻と占領をリアルタイムで根室側に伝えた通信施設「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の建築年が、とうとう明らかになった。陸揚庫について調べ始めて13年。さまざま昔の公文書をあたってきたが、陸揚庫に関する記述は...
北方領土ノート

黒部在住の北方領土元島民 研究者に体験語る

北方領土の研究者四人と黒部市内の元島民の座談会が十三日、市コミュニティセンターであった。研究者は北海道博物館学芸員の右代啓視さん、NPO法人北の海の動物センター理事の本間浩昭さん、北海道羅臼町郷土資料館学芸員の天方博章さん、国後−根室間海底...
エトセトラ

北クリル・パラムシル島 低気圧が通過した後で

窓の外から家の中の猫を見下ろす犬--。1 月 26 日、低気圧がクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)を通過した北クリルのパラムシル島セベロクリリスク在住の写真家セルゲイ・ラコモフさんが編集局に送ってくれた興味深い写真。(astv.ru 2...
北方四島の話題

国後島・古釜布 1週間前に島のガソリンが底つく 次の輸送船は31日到着予定

国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、1月21日にガソリンが底をついた。南クリル地区行政府の市長室は「ガソリンを供給するはずだった船が修理のためにドッグに送られたため」と説明した。1月23日に別の船がウラジオストク港を出港したが、荒天により...