2023-02

北方四島の話題

択捉島 視界がきかない猛吹雪の中、路線バスが迷走

2月2日、猛烈な吹雪に見舞われた択捉島。クリリスク(紗那)とキトヴイ(内岡)を結ぶ道路を走行中の路線バスが視界が全くきかない吹雪の中を走行中、車線を右に左に変えながらよろよろ走る様子がビデオに収められた。バスの運転手はハザードランプを点灯さ...
北方四島の話題

択捉島の「白い崖」をイメージ ブロガーとデザイナーがコレクションを発表

ロシア極東のトップブロガーであるドミトリー・クリコフさんとデザイナーのオルガ・ギンズブルクさんのコラボレーションで、択捉島の有名な「白い崖」(※ビラ海岸)などをイメージした衣類や靴下などが開発された。2人は択捉島やサハリンの自然にインスピレ...
北方四島の話題

国後島、択捉島、色丹島を含む千島列島12島を巡るクルーズ 56.5万ルーブル

ロシアではクリル諸島(北方四島を含む千島列島)の島々を巡るクルーズのチケットが販売開始となった。ユジノサハリンスクからカムチャツカ地方のペトロパブロフスク・カムチャッキーを経て、クリル諸島の主要な島を訪ねるツアーは往復料金で56万5,000...
北方四島の話題

国後島大荒れ 猛烈な風、文化会館の屋根が吹き飛び、住宅火災も

猛烈な吹雪が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の文化会館の屋根を吹き飛ばした。リマレンコ知事が自身のテレグラムチャンネルで「天候が回復次第、復旧作業を開始する。国後島では2日、学校が臨時休校となった。幹線道路は除雪されている」と伝えた。知事は...
北方領土遺産

『古丹消物語』– 猪谷さんがつないだ想い

北方領土にルーツを持つ著名人と言えば、国後島・古丹消生まれの猪谷千春さんだろう。1956年冬季五輪スキー回転競技の銀メダリストだ。「なぜ国後生まれの若者が」と、調べていくうち、古丹消への移住を決意し、島民にスキーの滑り方や板の削り方、独自開...
エトセトラ

ウクライナで4人のサハリン出身兵が戦死

ウクライナでの特別軍事作戦で、サハリン州出身者4人が死亡したと、リマレンコ知事が自身のテレグラムチャンネルで明らかにした。戦死したのはアニワ、オハ、ホルムスク、ドリンスク地区の住民。知事は「彼らは命を惜しまず、勇敢に祖国を守った」と書いた。...
北方四島の話題

安全操業の協議拒否の理由「対ロ制裁に医薬品」ロシアの政治学者

ロシア外務省が南クリル諸島(※北方四島)周辺のロシア海域における日本人による漁業(※安全操業)に関する政府間協議の開催を拒否すると発表したが、ロシアの有名な政治学者アレクサンドル・アサフォフ氏はその理由として、日本政府による追加制裁の中に医...
エトセトラ

ロシア外務次官 上月駐ロ大使に「反ロシア的な措置を控えるよう」要請

ロシア外務省のルデンコ次官は、上月豊久駐ロシア日本大使と会談し、二国間関係の最も差し迫った問題について「実質的な議論」を行った。ロシア外務省によると、岸田首相がロシアに対して取った一連の非友好的な措置について指摘し、日本政府に対して「現実的...
北方四島の話題

択捉島の50歳の男を起訴 自分のアパートに外国人を架空登録 18万ルーブル得る

択捉島を管轄するクリル地区警察当局はキトヴイ(内岡)在住の50歳の男が、自分のアパートに外国人を架空登録したとして起訴した。男は自分のアパートにCSI諸国から来た5人の外国人を登録。それぞれから1万ルーブルを受け取ったが、外国人は建設現場で...
北方四島の話題

国後島の生物季節 夏が最長119日、冬は過去最短74日 クリル自然保護区が調査

国後島のクリル自然保護区は設立された1988年以来、気象状況の推移と生物季節学的現象のモニタリングを続けている。(※生物季節(学)とは、季節の移り変わりに伴う動植物の行動や状態の変化を研究する学問のこと。例えば発芽・開花・落葉といった植物の...