2023-05

北方領土ノート

「9月3日を対日戦勝記念日に」ロシア下院が第一読会で法案採択 日本の制裁への対抗措置

ロシア国家院(下院)は第一読会で、9月3日を軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日とする法案を採択した。立法活動支援システム(LAS)のウェブサイトに掲載された。同サイトによると、この法案はロシアの軍事的栄光の日である「9月3日-...
エトセトラ

中千島「ウルップ島」の謎に迫る ロシア地理学会がドキュメンタリー映画制作

ロシア地理学会が、中千島のウルップ島での総合的な調査の様子を記録したドキュメンタリーを制作した。地理学会と国防省が2019年から実施している大規模な調査探検プロジェクト「東の要塞・クリル諸島(千島列島)」の一環として、2021年と2022年...
北方四島の話題

択捉島 体重215kgの患者の容体悪化 道なき道100kmを救急搬送

慢性疾患を抱えていた択捉島に住む体重215kgの女性の体調が悪化し、約100km離れたクリリスク(紗那)の地区中央病院に搬送された。サハリン州保健省によると、女性が住んでいる地域からクリリスクまでは道路が一部通じておらず、アスファルト舗装も...
北方四島の話題

色丹島・穴澗で火事 100㎡焼く

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)で24日午後、人が住んでいない建物から出火し、100㎡を焼く火事があった。同日12時25分、消防隊に通報があり、消防車1台と消防士4人が出動。火は13時4分に消し止められた。負傷者はおらず、専門家により火災の原...
北方四島の話題

岩の上でまったり 択捉島のアザラシ

択捉島のとある海岸。海から突き出た岩の上で日光浴中のアザラシ。地元新聞「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」のテレグラムチャンネルに、まったりするアザラシの写真が投稿され、島民を癒している。「アザラシたちは、よく晴れたこの日、岩の上で日光浴を...
北方四島の話題

国後島と色丹島で全島一斉清掃 数十トンのゴミを収集

国後島と色丹島で全市一斉清掃が行われた。今年は、色丹島の水産加工場「オストロブノイ」と「クリリスキー・ルイバク」、国後島の南クリル・リボコンビナートの従業員や両島の住宅共同サービス部門の職員、5つの中等学校の教師と生徒、7 つの幼稚園の職員...
北方四島の話題

国後島 サケの孵化・養殖事業のプロセスがスタート 1950年代以降で初めて

5月22日、国後島の南クリル・リボコンビナートの孵化場で、シロザケの稚魚がラグンノエ湖(ニキショロ湖)に放流された。1950年代以降、国後島では魚の養殖は行われてこなかった。数年前、同社は現在の危機的な状況を変えるため、ラグンノエ地域に魚の...
ビザなし渡航

国後島・古釜布 日本が供与したはしけ「希望丸」北海道での修理を終えて帰港

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の市営単一企業MUP「南クリル・ドーケル」は16日、自社が所有する自航式はしけ「ナジェージュダ(希望丸)」が修理を終えて、国後島ユジノクリリスク(古釜布)に戻ったと発表した。(南クリル地区のゴミ...
北方四島の話題

国後島・ニキショロ湖 シロザケの稚魚700万匹を放流

国後島の南クリル・リボコンビナートの孵化場で22日、シロザケの稚魚700万匹がラグノエ湖(ニキショロ湖)に放流された。同工場のドミトリー・パストゥホフ主任は「稚魚を外海に放流するプロセスは単純ではない。孵化した稚魚を放流できるまでには 2 ...
エトセトラ

日本の中古車 個人輸入台数2倍に サハリン税関 今年1月-5月に1,700台

サハリン税関によると、2023年1月から5月に、外国製自動車1,700台がサハリンに個人輸入されており、前年同時期の2倍となっている。コルサコフ港には高級車を含む約60~70台の「外車」が毎週輸入されており、3月の自動車輸入台数は500台以...