2023-05

北方四島の話題

国後島 行楽の後に残ったゴミの不始末

「食べ残しやゴミを火の中に捨てて立ち去るとは、どれほど怠け者で、自分以外の人々には何と無関心なのか?」--国後島ユジノクリリスク(古釜布)から13km地点にある海岸のレクリエーションエリアで行楽客が残していったゴミの山を見つけた地元住民は憤...
エトセトラ

忘れられた日本の「宗仁岬灯台」 サハリンの旅番組が紹介

旅行番組「ジオメトカ:サハリン」はテレグラムチャンネルで、サハリンにある忘れ去られた神秘的な灯台の写真を公開した。サハリンの西海岸ネベリスクの南71km、海抜72mのクズネツォフ岬に立つ。樺太時代の1914 年に日本が建てたもので、宗仁(そ...
北方領土遺産

釧路新聞コラム「番茶の味」から

釧路新聞のコラム「番茶の味」で北海道博物館の右代学芸員の連載が始まりました。右代学芸員には、根室国後間海底電信線陸揚庫の保存と活用を考える分科会の委員を務めていただきました。
北方領土遺産

「北方領土のもの言わぬ語り部」 陸揚庫の動画を根室市公開

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつないでいた海底ケーブルの中継施設、通称「陸揚庫」を広く知ってもらおうと、根室市がPR動画を制作しました。「陸揚庫」は昭和4年に建てられた鉄筋コンクリート造りの建物で、対岸の国後島までを結ぶ海底通信ケー...
ビザなし渡航

遺体引き渡しに4カ月<記録 記憶 知床・観光船事故1年>⑰

ロシア側から遺体を引き取り、サハリン州南部のコルサコフ港を出港した巡視船「つがる」=2022年9月9日 昨年6月23日、北方領土・国後島西岸で前月相次いで見つかった男女の遺体のDNA型が、沈没した小型観光船カズワンの甲板員の男性=当時(27...
北方領土ノート

北方領土史料室(富山県黒部市)を紹介 写真誌「万華鏡」最新号

写真誌「富山写真語(しゃしんがたり)万華鏡(まんげきょう)」の最新号は、富山県黒部市の県北方領土史料室をテーマに発行した。関係者は「領土問題への関心の高まりにつながるといい」と話している。「万華鏡」は富山市の写真家、風間耕司さんが主宰する「...
北方領土ノート

捜索 日ロの協力手探り 調整に10日間<記録 記憶 知床・観光船事故1年>⑯

北方領土・国後島中部の西岸。戦前に二木城(にきしょろ)湖と呼ばれたラグンノエ湖の約8キロ北側は、小石を敷き詰めたような海岸が続く。晴れた日には海を隔てて約40キロ西側に知床連山を望む。 1年前の5月6日、自然保護官としてフクロウの巣を探して...
北方四島の話題

北方四島で「ゴミ清掃月間」

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区で4月7日から「ゴミ清掃月間」がスタート。国後島では行政府の職員や企業の従業員、統一ロシアの支持者、全ロシアの公的組織「ヤングガード」のメンバーが参加し、ゴミ拾いを行った。(kurilnews....
北方四島の話題

国後島と択捉島でも「勝利の窓」愛国運動 不滅の連隊パレード中止で

5月1日から5月9日まで、ロシアで大規模な愛国行動「勝利の窓」が開催された。南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)の多くの機関や組織が積極的に参加した。住民らは前線で戦った親族の肖像画や州旗、戦勝旗などを窓に飾った。「勝利の窓」というアイ...
北方四島の話題

国後島と択捉島 戦勝記念日を祝って打ち上げ花火

5月9日の対独戦勝記念日を祝して、国後島ユジノクリリスク(古釜布)と択捉島クリリスク(紗那)で打ち上げられた花火。(国後島の新聞「国境にて」と択捉島の新聞紙「赤い灯台」のテレグラムチャンネルから)