2023-06

北方四島の話題

色丹島住民のSNSから「日本の漁師はどのようにコンブの採取を始めたか」

テレグラムチャンネルShikotanNewsが、6月1日から始まったシグナリヌイ島(貝殻島)周辺でのコンブ漁の写真を掲載している。「午前7時、204隻の船が納沙布岬からわずか3.7㎞、ロシアに最も近い島の海域に一斉に急行した。この海域で一番...
北方四島の話題

国後島・古釜布 子供が遊ぶ公園に潜む危険 電線が入った街灯の支柱に穴

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区行政府の前にある地区中央広場。街灯の支柱にあいた穴が奇妙な方法で塞がれていた。「支柱の中には電線が入っており、蓋がない穴を粘着テープで塞いでいた。ここは子供たちの遊び場。子供たちはそれを剝がしま...
北方四島の話題

択捉島・紗那 放置されてきた税務署建物を起業家が改修 新規事業展開へ

択捉島クリリスク(紗那)で、3年以上も放置されてきた税務署の建物が民間業者に賃貸され、改修工事が進められている。税務署から50m離れた場所にある政府の石炭倉庫も民間に買収されており、新たな事業目的で再建されるケースが増えてきた。税務署は20...
北方四島の話題

択捉島・紗那 ロバの耳を切り裂いたのは誰!? 監視カメラの設置が必要

択捉島クリリスク(紗那)に新たに整備された芸術広場に設置されているロバのトピアリー(樹木を動物の形に刈り込んだ造形物)の1つが心無い人によって台無しにされた。それは無残にも耳が引き裂かれていた。大人であろうとなかろうと、それは卑劣な行為であ...
北方四島の話題

択捉島 使用済み乾電池の回収を呼び掛け

択捉島の芸術文化施設を管理運営している公営企業クリル・セントラルクラブシステムの職員が使用済み乾電池の回収を呼び掛けている。乾電池を通常のゴミとして捨てると、鉛や水銀、ニッケルなどを含むさまざまな金属が土壌汚染を引き起こす。「適切に処分する...
北方四島の話題

国後島・色丹島 サハリン州修繕基金が老朽住宅20軒を調査

サハリン州修繕基金の職員が国後島と色丹島の老朽化した住宅20軒以上を調査した。専門家は、南クリル地区の職員と管理会社「ユニバーサル」の社員らとともに、基礎や地下室、屋根、ファサード、上下水道の状況を調べた。修繕基金の責任者イーゴリ・ボンダレ...
北方四島の話題

北方領土・貝殻島周辺「海苔」漁? サハリンのメディア

北方領土・貝殻島周辺コンブ漁が始まったが、サハリンのメディア「ASTV」のウエブサイトに掲載された記事に添えられている写真は、海苔でした--「6月1日、日本の漁師が南クリル(北方四島)のシグナリヌイ島(貝殻島)周辺で海藻の採取を開始した。漁...
エトセトラ

訪日ロシア人観光客数、コロナ前の水準に戻る 今年1-3月で6,400人 直行便なく中東経由

ロシア旅行業者連盟(PCT)に加盟する旅行業者は、2023年に日本への旅行の売上が顕著に増加したと報告している。2019年、ロシアからの訪日客数は12万人だったが、昨年は1万400人。今年は第1四半期(1~3月)だけで6,400人となってお...
北方領土ノート

「歴史ある漁守れる」貝殻島コンブ漁スタート 3代目、根室の本田さん操業継続喜ぶ

【根室】北方領土・貝殻島周辺のコンブ漁が始まった1日、根室市内の漁港に次々と高品質のサオマエコンブが水揚げされ、浜は活気に沸いた。昨年は日ロ民間交渉のずれ込みで出漁も3週間遅れたが、今年は日ロ関係悪化の中でも例年通り出漁でき、コンブの質も良...
エトセトラ

サハリン北緯50度線近くで遺骨収集 ソ連と日本兵の断片化した遺骨発見

サハリン・スミルヌイフ地区で、1945年8月のサハリン南部攻撃作戦で死亡したソ連兵の遺骨収集が行われている。第4回遠征「極東戦線2023」には、ロシア全土20以上の地域から18歳--35歳の活動家が参加。5月27日から28日にかけて、最も激...