2023-09

北方四島の話題

択捉島 クリル地区議会議員15人に議員証交付 議長はベロウソワ氏

択捉島を管轄するクリル地区議会の議員協議会が26日に開催され、10日の選挙で当選した15人に選挙管理委員会のニーナ・レテンコ委員長から議員証が手交された。議長には前期から引き続きタチアナ・ベロウソワ氏が、副議長にはイーゴリ・セレダ氏が選任さ...
北方四島の話題

国後島のクリル自然保護区 今年9月末までの観光客4,200人超 前年同期比20%増加

国後島は観光の島になりつつある。これが地元住民や観光客にとって良いことか悪いことかは別として、ロシア全土から自然の美しさと異国情緒を求めて南クリル諸島(北方四島)を目指す人々がますます増えている。クリル自然保護区のまとめでは、2023年9月...
北方四島の話題

択捉島の新記録!! 釣り人が300kgのマグロを釣り上げた

択捉島の釣り人が巨大マグロを釣り上げた。漁獲物の重さを量り始めると、男たちは息を止め、一斉に秤の数値を見つめた。その数値は300キログラムにまで跳ね上がり、「択捉島での新記録だ」と歓声が上がった。(astv.ru 2023/9/27)
エトセトラ

ホルムスク(樺太・真岡)の戦場跡から日本軍兵士の遺体と印鑑見つかる

第二次大戦でソ連軍と日本軍の戦闘があったサハリンのホルムスク(旧真岡)で、日本兵1人の遺体とともに印鑑、弾薬などが発見された。戦死者の遺骨収集を続けている「ロシア捜索運動」サハリン支部のメンバーが現場を視察中に見つけた。何かの骨で出来た印鑑...
北方領土遺産

根室市内の中学生ら74人が「陸揚庫」見学 北方少年少女塾で

根室管内の児童生徒が北方領土について学ぶ「北方少年少女塾」の一環で、根室市光洋中学校の1年生2クラスの生徒68人と引率教師6人が27日、根室国後間海底電信線陸揚庫を見学に訪れました。一度に70人を超える見学者が陸揚庫にやって来たのは初めてで...
北方領土遺産

「朽ちた姿」覆屋で保存<もの言わぬ語り部 北方領土をつないだ陸揚庫>中

古びた姿が領土返還を待ち続ける根室の北方領土元島民のようにも見えるとして、「もの言わぬ語り部」と言われ始めた「根室国後間海底電信線陸揚施設(陸揚庫)」。この建物の周りに8月、縦横約50センチの計8枚のガラス板が取り付けられた。(北海道新聞2...
北方四島の話題

日本の漁師はパニック? 北方四島海域の安全操業中断続く タコ漁も見通し立たず

ロシア政府が許可しなかったため、日本の漁師は南クリル諸島(北方四島)でホッケ漁に出ることが出来ていない。例年10月から始まるタコ漁にも暗雲が立ち込めている。北海道新聞が報じている。日本は以前、日ロの政府間協定の枠組みの中で南クリル諸島海域で...
北方四島の話題

国後島の税関 ロシア人漁船員が根室・花咲港で購入した猛禽類の剥製を押収

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の税関当局は、根室市花咲港から戻ったロシア漁船の船内から、国際取引が禁止されている猛禽類の剥製を発見し、行政犯罪として捜査を開始した。専門家によると、剥製はワシントン条約 (CITES) の絶滅危惧種リストに...
北方領土遺産

陸揚庫保存の意義解説 根室市が市民説明会

根室市は24日、終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電信用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の歴史的価値を解説する市民向け説明会を市内で開いた。講師を務めた市の谷内紀夫北方領土対策専門員は、参加した市民17人に「陸揚庫は本土側に残る北方領...
北方領土遺産

四島侵攻伝えた「遺産」<根室 もの言わぬ語り部 北方領土をつないだ陸揚庫>上 

根室市の中心部から西に2キロ。根室海峡を挟んで国後島を望むハッタラ浜に、鉄筋コンクリート平屋の小さな建物がたたずむ。波際からわずか10メートルに立ち、風雪で外壁が朽ち、雨よけのひさしも所々崩れている。 戦前、国後島と根室を結んだ電信用海底ケ...