2023-09

北方領土ノート

根室市の高校生の北方領土出前講座 標津町で開催

根室市の高校生が北方領土問題について解説する出前講座が標津町の高校で行われました。11日、標津高校で行われた出前講座には全校生徒およそ70人が参加しました。講座では、部活動として北方領土問題の啓発に取り組む根室高校の北方領土根室研究会に所属...
北方領土ノート

根室住民、領土問題解決悲観77% 2月比26ポイント増 深刻な日ロ関係悪化影響か<北方領土考 根室、稚内アンケート>

北大スラブ・ユーラシア研究センターと北海道新聞が8月に根室、稚内両市で行ったアンケートで、根室市内(一部根室管内)の住民が北方領土問題の解決について「見通せない」「困難」と悲観的に答えた人の合計は77%だった。今年2月に北海道新聞が根室管内...
北方四島の話題

統一地方選投票率 国後島・色丹島57% 択捉島29%

9月10日に行われた統一地方選挙でサハリン州では 11 地区の住民によって地方議会議員が選出された。投票率が最も高かったのは南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)で有権者の57.72パーセントが投票した。クリル地区(択捉島、アルップ...
北方四島の話題

北方領土に発電施設建設 ロシアのエネルギー最大手ロセッティ

ロシア最大のエネルギー企業「ロセッティ」が今後数年間で、クリル諸島(※この場合、北方四島)で複数の発電所と送電網施設を建設する。ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムで、サハリン州政府とロセッティが協定に署名した。協定によると、国...
北方四島の話題

サハリン—北方四島航路の貨客船「イーゴリ・ファルフトジノフ」が11月末まで運休

サハリンと北方四島の間で運航されている貨客船「イーゴリ・ファルフトジノフ」が10月中旬から11月末まで修理と定期検査に入ることになり、運航スケジュールが変更となった。同船は10月1日と11日にコルサコフ港—色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)—...
北方四島の話題

択捉島発祥のギドロストロイ社  コルサコフに大規模水産加工場を建設 65億ルーブル投資

択捉島発祥のロシアの大手水産会社ギドロストロイ社がサハリンのコルサコフ港に大規模な水産加工場を建設する。ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムで、ロシア極東・北極圏発展省とサハリン州政府、ギドロストロイ社、極東・北極圏開発公社の4...
北方領土遺産

1946年9月3日 択捉島で初めて開かれた「対日戦勝記念日」の祝賀コンサート 日本の子供たちの姿も…

この写真は1946年に択捉島・留別で撮られたものだ。ソ連人カメラマンが撮影したネガを基に2015年にサハリンで出版された写真集「千の島を巡る1946年のクリル探検」に掲載されている。
ビザなし渡航

「ロシアと敵対している限り、北方四島での人道交流事業の再開は不可能」–サハリン州知事

「日本がロシアに対して敵対的なレトリックを維持する限り、クリル諸島(※北方四島)における日本との人道交流事業の再開は不可能である」--サハリン州のリマレンコ知事は東方経済フォーラム(ウラジオストクで開催)でのインタビューで、こう語った。8月...
北方四島の話題

ロシア国防省、択捉島と国後島にディーゼル燃料3,000トン以上輸送 

ロシア国防省東部軍管区の連邦国家予算機関「第6中央住宅・共同サービス」が択捉島と国後島にある国防省関連施設で使用するディーゼル燃料3,000トン以上を輸送した。2023—2024暖房シーズンに向けて、遠隔地のボイラーハウスや発電所で使用する...
エトセトラ

対ロ制裁、小樽港直撃 中古車輸出に大幅規制 業者「貨物船途絶える」

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、国内有数のロシア向け中古車輸出拠点、小樽港が揺れている。日本車の中古車需要増に伴い、昨年の同港の対ロ中古乗用車輸出額は130億円と同港からの輸出額全体の約7割を占めた。だが、日本政府は8月9日、ロシアへの...