2023-11

北方四島の話題

択捉島のロコトフ市長辞意 18億の道路建設と関連か

択捉島を管轄するクリル地区のワディム・ロコトフ市長が辞意を表明した。16日、同氏は地区議会議員らによって事実上、その職を解任された。新しい市長が任命されるまで、アンナ・オスキナ第一副市長が行政の長を務める。ロコトフ市長の任期は2024年2月...
北方四島の話題

択捉島のロコトフ市長が辞意表明 任期途中、第一副市長が職務代行

択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長が17日に開かれた地区議会の会議で11月30日をもって辞任することを表明した。同市長の任期は来年2月までだった。同地区は12月1日からアンナ・オスキナ第一副市長が一時的に市長の代行を務める。(「赤い灯...
北方四島の話題

択捉島・別飛 子供に咬みついた犬の飼い主に1万5,000ルーブルの損害賠償命じる

択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、子供に咬みつき負傷させた犬の飼い主に対して、15,000ルーブルの支払いを命じる判決を下した。択捉島の検察当局が被害の権利を守ため、飼い主に対して精神的損害賠償を求める裁判を起こしていた。(サハリン・メデ...
択捉島の話題

択捉島 内岡から高級ホテル「ヤンキト」までの4.1kmにアスファルト道路建設 民間企業のために18億ルーブルの予算割り当て

クリル地区行政府は北方領土・択捉島のアスファルト道路の建設に18億ルーブルを費やす予定だ。道路は、キトヴイ(内岡)から択捉島の最高級ホテル「ヤンキト」までの4.1km区間。1kmあたりの費用は4億4,660万ルーブル、これは新記録かもしれない。Citysakh.ru通信社は行政府に対し、道路建設の状況に関する情報開示を求めた。ロコトフ市長が、一企業の高級ホテルへのアクセス道路建設に資金を割り当てることを承認した理由を知るためだ。
北方四島の話題

北方四島周辺海域 マイワシ漁獲量42万8千トンを超えた 前年比88%増

ロシア連邦漁業庁は、南クリル海域(北方四島周辺)におけるマイワシの漁獲量が11月中旬までに、42万8,000トンに達したと発表した。前年同期比88%の増加だ。これを受けて南クリル海域での推奨漁獲量は40万トン引き上げられ、88万4,000ト...
北方四島の話題

択捉島 木に登った子グマ

「クマさん!クマさん、降りてきて!」--択捉島クリリスク(紗那)からヤースヌイ空港に向かう途中、クルマを運転していた男性が木のてっぺんに登った子グマを撮影した。男性の呼びかけに反応したのか、子グマは器用に降りてきた。動画は地元紙「赤い灯台」...
サハリン

サハリンの船員起訴 日本で購入した「咳止め」2本を所持 ロシアで流通禁止の麻薬・向精神薬成分含む

サハリンのロシア内務省当局は、ロシアで流通が禁止されている麻薬・向精神薬成分が含まれている日本製の咳止め薬を所持していた船の乗組員(59歳)を起訴した。
北方領土ノート

北方領土返還へ思い語る 士幌・上居辺小で元島民2世

【士幌】町内の上居辺小で15日、北方領土の元島民2世の話を聞く催しが開かれ、5、6年生の5人が真剣な表情で聞き入った。道の事業を活用。国後島泊村出身の親を持つ町中士幌在住の佐藤一郎さん(58)が、母や祖父から伝え聞いた、旧ソ連兵の上陸前後の...
北方四島の話題

択捉島の農業法人 ジャガイモ30トン、ニンジン7トン収穫 温室栽培拡大へ新規投資も

択捉島の漁業会社コンチネント・グループで農業経営を行っている「コンチネント・アグロ」は今年、ジャガイモ30トン、ニンジン7トンのほか、量は少ないがキャベツやビートを、また温室栽培でトマトやキュウリを収穫した。営農拠点のサラトフカ(留別近郊)...
エトセトラ

全長25mのトラ出現 サハリンのシカ牧場

サハリンのコルサコフ高速道路沿いに全長25mの巨大なトラのオブジェが現れた。サハリン州観光省は「ロシア最大のトラ」だと断言している。設置したのはシカ牧場の従業員。内部には階段があり、トラの頭まで登ることができる。ラザレフ観光大臣は「トラの像...