2023-12

北方四島の話題

択捉島ゴルノエ村が高速インターネットに接続

択捉島のゴルノエ村がLTE規格の高速インターネットに接続された。ゴルノエ村はサハリン州の人口100人以上の集落で、高速インターネットが利用できなかった最後の集落だった。国家プロジェクト「デジタルエコノミー」の枠組みの中で実施されているもので...
北方四島の話題

択捉島住民の長年の夢 本土への直行便が実現 紗那–ウラジオ便初飛行

択捉島住民の長年の夢である本土への直行便が実現した。12月6日、オーロラ航空が択捉島クリリスク(紗那)からウラジオストクへの初飛行を行った。クリル地区のアンナ・オスキナ市長代理は「このフライトは、プーチン大統領とサハリン州のリマレンコ知事の...
北方領土ノート

北方領土を忘れないで 元島民が音更町の児童に講演

若い世代に北方領土問題への関心を高めてもらおうと択捉島出身の元島民の女性による講演会が音更町の小学校で開かれ、領土問題の早期解決を訴えました。講演したのは、択捉島出身で、帯広市に住む安田愛子さん(84)です。5日、音更町の木野東小学校で小学...
北方四島の話題

国後島の工場で生産された冷凍スケトウダラ 温度管理違反で摘発

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の水産加工会社「南クリル・リボコンビナート」が生産した冷凍スケトウダラについて、ロシアの食品安全監視機関ロセルホズナゾールが、輸送と保管中の温度管理が不十分だったとして、ロシア連邦行政犯罪法に基づく行政手続き...
択捉島の話題

択捉島 高級ホテルへのアクセス道路建設 地区病院建て替え用資金を転用

連邦予算で賄う18億ルーブルは当初、択捉島の地区中央病院の建設に向けられていたが、何らかの問題が発生し、連邦政府は資金の使い道を択捉島の高級ホテルに通じる道路整備に切り替えた。
サハリン

日本の風邪薬「パブロン」麻薬密輸で3件の刑事訴訟開始 サハリン税関摘発

サハリン税関は麻薬および向精神薬を密輸しようとした貨物船の船員に対する3件の刑事訴訟を開始した。いずれの事件でも男らは禁止薬物を含む日本の医薬品「パブロン」を持ち込もうとした。
北方四島の話題

択捉島でガソリン切れ 供給は来週以降に

択捉島がガソリン切れになった。2016年、島で初めてのガソリンスタンドがキトヴィ(内岡)に開設されが、この島で唯一のガソリンスタンドがAI-92もAI-95も販売していないとアナウンスした。地元住民は「ディーゼル燃料は島内で途切れることなく...
北方領土ノート

北方領土問題笑って知って 元島民2世落語家・三遊亭金八さん 新宿で「辻噺」 

東京都のJR新宿駅西口地下広場で3日まで開催されている「北方領土展」の会場で、歯舞群島志発島の元島民2世で根室市出身の落語家・三遊亭金八さん(53)が、笑いを織り交ぜて領土問題を解説する「北方領土 辻噺つじばなし 」を披露し、好評を博してい...
エトセトラ

樺太残留者の姿伝えたい 写真家新田樹さん9年かけ撮影 写真集携え再訪

東京都在住の写真家新田樹さん(56)が、終戦後に樺太(サハリン)に残留した朝鮮半島出身者や日本人配偶者らの写真集を手に、ロシア・サハリン州を11月下旬から訪れている。ロシアのウクライナ侵攻前に9年かけて撮影し、昨年出版した作品で、写した人々...
エトセトラ

「一時帰国が一番の望み」 サハリン日本人会が定期総会

第2次世界大戦後、ロシア・サハリン(樺太)に残留した邦人と家族でつくる「サハリン日本人会(北海道人会)」の定期総会が2日、ユジノサハリンスクで開かれた。コロナ禍とウクライナ侵攻の影響で途絶えていた日本への一時帰国が少しずつ増えていることが報...