2024-01

北方四島の話題

択捉島住民の怒り「なぜ行政は除雪をしないのか」除雪契約が締結されていないことが判明

「択捉島の中心地クリリスク(紗那)は小さなスイスのようになっている。道路の脇や空き地には雨上がりのキノコのように雪山が出来ている」--。地元紙「赤い灯台」は「島の中心街は年初から除雪されているが、これは地元企業ギドロストロイ社が善意で行って...
北方四島の話題

色丹島 択捉島へのヘリコプター便導入を求め署名活動 択捉島–ウラジオ便に接続

昨年12月、択捉島とウラジオストクを結ぶ直行便が開設されたが、飛行場がない色丹島の住民たちがウラジオストク便に接続できるよう色丹島—択捉島間にヘリコプター便を導入するようサハリン州政府に求める署名活動を行っている。択捉島--ウラジオストク便...
北方四島の話題

択捉島 46歳の男を起訴 自宅に大量のマリフアナを所持

択捉島の警察当局は46歳の地元住民のアパートを捜索し、マリファナを発見した。男は麻薬の不法入手と所持で刑事事件の被告となった。アパートのキッチンからはマリファナ69.7グラム入ったビニール袋とガラス瓶が発見され、ホールには特別に設置されたラ...
北方四島の話題

国後島・瀬石 倉庫で火災発生60㎡焼失

16日午前零時ころ、国後島のゴリャチ―・プリャジ(瀬石)の倉庫で火災が発生し、約60㎡を焼いた。消防士11人と消防車3台が出動し、午前2時に鎮火した。倉庫には燃料や潤滑油が貯蔵されていた。(astv.ru 2024/1/17)※写真はイメー...
北方四島の話題

国後島メンデレーエフ空港に照明設備設置へ 2025年までに霧による欠航対策実施

国後島のメンデレーエフ空港に2025年までに、困難な気象条件での航空機の離着陸に役立つ新しい設備機器が導入される。国後島でホテルを経営する女性がプーチン大統領に航空アクセス改善を訴えたことに応えたものだ。女性経営者は、11日にハバロフスクで...
北方領土遺産

択捉島に米軍の捕虜収容所 1993年に米露が米兵捕虜の墓を合同調査 

ビザなし交流が始まって2年目にあたる1993年6月、米国とロシアが設置した捕虜・行方不明者(POW/MIA)に関する米露合同委員会の調査団が密かに択捉島を訪問し、第二次世界大戦で旧日本軍の捕虜となり択捉島で死亡したとされる米軍兵士の墓の調査...
北方四島の話題

日本政府の世論調査 60%以上が北方領土返還運動に参加したくないと回答

日本人の62.4%は日本政府が行っている南クリル諸島に対するキャンペーン(※北方領土返還要求運動)に参加するつもりはない--日本政府が実施した全国世論調査の結果をタス通信が報じた。調査は2023年10月から11月にかけて18歳以上の3,00...
北方四島の話題

択捉島で18日、エピファニーの沐浴 

択捉島では18日、ロシア正教の伝統行事エピファニーの沐浴が行われる。ロシア正教では、信者が毎年1月19日に主の洗礼を祝うが、その前日にエピファニーの沐浴をするのが通例となっている。今年の会場はクリリスク(紗那)近郊の「バンナチカ」とレイドヴ...
北方四島の話題

択捉島 ボランティアがウクライナ戦線で使用する迷彩ネットを製作

択捉島ではウクライナ東部での特別軍事作戦に参加しているロシア兵を支援するため迷彩ネットの製作が積極的に進められている。シルバーボランティアやファースト運動、女性評議会、ロシア女性組合などの公的組織が団結し、12張(白 6 張、緑 6 張)の...
北方四島の話題

国後島・ニキシロ 55歳の男を麻薬所持で起訴 小包からタバコとハシシオイル混合物17g

国後島ユジノクリリスク(古釜布)のロシア内務省捜査チームは、同島ラグンノエ(ニキシロ)在住の55歳の男を麻薬の違法入手と所持で起訴した。男は昨年11月6日、知人から小包を受け取った。被告は小包を受領した瞬間、FSB(連邦保安局)職員に拘束さ...