2024-02

北方四島の話題

国後島と色丹島に招へいされた専門家のための住宅 150戸不足 

「サハリン州の健康開発」プログラムに基づいてクリル諸島(※この場合北方四島)に招へいされた医療従事者たちが困難な状況に陥っている。新しいアパートの建設量が地域のニーズを満たしていないため、彼らは老朽化した危険住宅での生活を余儀なくされている...
エトセトラ

ロシア漁業庁が日本側に「シャチ救出の支援提供を提案」 

ロシア連邦漁業庁(Rosrybolovstvo)は日本の農水省に、羅臼沖で流氷に閉じ込められたシャチの救出に支援を提供する用意があるという提案を送った。ウェブサイトで報じられた。メッセージには「北海道羅臼沖で困難な状況が発生しているという日...
北方領土ノート

サハリン 総領事館前で日本の領土要求に反対するピケ

日本が「北方領土の日」としている2月7日、ユジノサハリンスクの「北海道センター」ビル(日本の総領事館が入っている)の前で、サハリン在住の活動家が「クリル諸島(※この場合は北方四島)はロシアの領土だ!」と書かれたポスターを掲げた。彼は「クリル...
ビザなし渡航

北方領土墓参の再開を求める 全国大会で岸田首相

「墓参を含む交流事業の再開は、日露関係の主要な優先事項の一つです。私たちは、すでに高齢となっている元島民の方々の切実な思いに何とか応えたいと強く願い、墓参に特別な注意を払いながら、ロシア側に交流を再開するよう引き続き求めていく」--。7日に...
北方領土ノート

「北方同盟」の活動は「ロシア領土の一体性と憲法秩序への脅威」–好ましくない団体指定理由

ロシア法務省は、北方領土返還同盟(※社団法人「北方領土復帰期成同盟」とみられる)を好ましくない団体に追加した。この団体は南クリル諸島(北方四島)の日本への譲渡を主張しており、2月5日にウクライナの「クリミア・タタール語資料センター」(CRC...
北方領土ノート

北方領土復帰期成同盟を「好ましくない団体」に指定 ロシア法務省

ロシア法務省は、ロシア領土内における活動が好ましくないと認められる国内外の非政府組織のリストを拡大した。2月5日付の決定によると、さらに3つの組織(日本、ウクライナ、スイス)が含まれていた。この中で、日本の「北方領土返還を求める同盟」(「北...
北方領土遺産

陸揚庫紹介の動画、北方領土コンテスト入賞 根室・鈴木さん作成「認知度向上のきっかけに」

【根室】本年度の北方領土動画コンテスト(道主催)で、根室市の地域おこし協力隊の鈴木康史さん(39)が作成した動画が入賞した。終戦まで北方領土・国後島と根室を結んだ電信用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」(市西浜町)を紹介する内...
北方四島の話題

択捉島・指臼山の温泉 冬眠しないヒグマが歩き回る

テレグラムチャンネル「エトロフ・ニュース」は、温泉で有名な択捉島の観光地バランスキー火山(指臼山)の麓で冬眠しないヒグマが歩き回っている写真を掲載し、住民や観光客に注意を呼び掛けている。「浴場に行くときは、十分に注意してください。島の海側の...
エトセトラ

「ロシアが日本と協力してシャチの救出活動を」サハリンの環境保護団体

北海道と国後島の間の根室海峡でシャチの群れが流氷に閉じ込められた2月6日朝、日本の北海道とロシアの国後島を隔てる根室海峡で、羅臼の住民らが流氷に閉じ込められたシャチを目撃し、撮影した。胸が張り裂けるような映像が日本のメディアから流れた。地元...
北方領土ノート

“これではダメだ” 北方領土元島民・河田さんの危機感と願い 北方領土シリーズ1 領土返還キャラバン隊が抱く危機感

2月7日は北方領土の日に合わせたシリーズ企画。その1回目です。河田弘登志さん・89歳は半世紀余り前に北方領土の返還を求めるキャラバン隊を立ち上げました。キャラバン隊発足時のメンバーで存命している最後の元島民です。今、かつてない危機感を抱いて...