2024-03

北方四島の話題

プーチン大統領に祝意を伝えない日本「ロシアとの二国間関係の残滓を一掃している」

「日本は一貫して二国間関係の残っている部分を排除しようとしている」--日本政府がロシア大統領選でのプーチン氏の勝利に祝意を伝えないと決めたことについて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は会見でコメントした。さらに、日本側はロシアの選挙を...
北方四島の話題

択捉島 集合住宅の中庭整備始まる 芝生、ベンチ、街路灯など設置

択捉島では集合住宅の中庭の大規模な修復が始まった。昨年は5カ所、今年はクリリスク(紗那)、ゴルノエなど7カ所の中庭が整備される予定。事業費は1カ所あたり3,000万ルーブル前後で、地元の企業などが請け負う。8月までに中庭に通じる私道や歩道が...
北方四島の話題

択捉島の裁判所 少女に咬みついた犬の飼い主に賠償金1万ルーブルの支払い命じる

択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、少女に咬みついた犬の飼い主に対して、賠償金1万ルーブルの支払いを命じる判決を言い渡した。未成年の少女に代わって地方検察官が訴訟を提起した。同地裁は、飼い主が市民の安全を確保するために十分な措置を講じなかっ...
エトセトラ

北クリル・セベロクリリスクの滑走路建設 工事が遅れ業者に罰金340万ルーブル

北クリル(北千島)のパラムシル島セベロクリリスクに昨年10月、待望の滑走路が供用開始されたが、サハリン運輸検察当局は滑走路の工事か契約に明示された期日から大幅に遅れたとして、請負業者に罰金340万ルーブルを科した。工事を請け負ったのはノボラ...
北方四島の話題

択捉島・紗那 防護柵に衝突、現場から逃走したドライバーの身柄を確保

択捉島クリリスク(紗那)のギドロストロエフスカヤ通りで、正体不明のドライバーが運転する自動車が防護柵に衝突し、そのまま逃走した。地元紙「赤い灯台」によると、パトロールしていたクリル地区の内務省交通警察が事故を起こした車両と運転していた男を発...
北方領土ノート

チェルネンコへの手紙 (北海道新聞「朝の食卓」2024/3/27)

小さく折りたたまれた白い便箋が、根室市の実家から持ってきた仏壇の引き出しの奥に入っていました。 広げてみると、父方の祖父の字。祖父は明治28年(1895年)、滋賀県生まれです。 子どもの頃に母を亡くし、大阪の商店ででっち奉公をしたそうです。...
北方領土ノート

滋賀の中学生 北方領土に思い 作文コン入賞者ら、根室訪問し学習

北方領土をテーマにした滋賀県の「第37回『私たちと北方領土』作文コンクール」(北方領土返還要求運動滋賀県民会議主催)で入賞、入選した同県の中学生18人と引率の5人が根室市役所を訪れ、北方領土問題を学んだ。(北海道新聞根室版2024/3/27...
北方領土ノート

根室のロシア人案内所で交流見つめ22年半 佐々木雅史さん

やりがいのある仕事だった―。3月末で閉館する根室市花咲港のロシア人船員向け案内所「根室市インフォメーションセンター」の2代目職員として働いた22年半をこう振り返る。(北海道新聞2024/3/28) カニやウニを北方領土から運ぶ船員を中心に2...
エトセトラ

居座る流氷、過去最長 根室半島北側 観光客「見られて感動」、漁業者「漁に相当影響」

根室半島北側のオホーツク海に流氷がびっしりと居座っている。根室市によると、海面の8割以上が流氷で覆われた状態が21日から続いて28日で8日間連続となり、市などが独自に観測を始めた2011年以降で最長を記録した。市内の納沙布岬周辺にも押し寄せ...
北方四島の話題

択捉島・別飛 母親のパートナーを空気銃で撃った33歳の男を起訴

択捉島を管轄するクリル地区のロシア連邦内務省当局は、不法に所持していた空気銃で母親のパートナーを撃ってケガを負わせたレイドヴォ(別飛)在住の33歳の男に対する刑事事件を開始した。母親のパートナーと折り合いが悪かった男は、酒に酔った状態でパー...