北方領土遺産 鉄砲汁 花咲ガニのだし濃厚 <北海道汁物紀行>2 水から煮て濃い褐色の殻が深紅に変わった花咲ガニが入った鍋に、みそを加えて万能ネギを散らす。シンプルだが濃厚なだしが至福の時を生み出す、根室を代表する汁物だ。単品450円で提供している根室市本町2「居酒屋福笑(ふくしょう)」店主の真井雅道(ま... 2024.03.03 北方領土遺産
エトセトラ カムチャツカ—北千島航路に新貨客船が就航 毎週1便、所用時間19時間 カムチャツカ地方のペトロパブロフスク・カムチャツキーと北千島パラムシル島セベロクリリスク間に3月1日、新しい貨客船「アナトリー・チェルネーエフ」が運航を開始した。この船はコマンダー諸島、北クリル、ペトロパブロフスク・カムチャツキー間の定期的... 2024.03.03 エトセトラ
北方四島の話題 サハリン—北方四島航路の運航会社決定 2024年の補助金2億2000万ルーブル サハリン州政府運輸・道路施設省は2024年に、サハリン(コルサコフ)—クリル諸島(※この場合、北方四島)航路で貨客船を運航する海運会社を「MKサハリン・クリルズ」に決定した。同社には収入の損失を補償する補助金として2億2077万ルーブルが支... 2024.03.03 北方四島の話題
北方領土ノート 根室・花咲港のロシア人船員案内所を閉鎖 根室市が3月末で 根室市は1日、花咲港に上陸するロシア人船員向けの案内所「市インフォメーションセンター」(花咲港)を3月末で閉館すると発表した。冷戦終結後の1992年8月に開設した施設で、ロシア語を話す職員が常駐し、買い物などの相談に応じてきた。日ロ交流を3... 2024.03.02 北方領土ノート
北方四島の話題 ロシア軍と地理学会 8月に択捉島で共同調査 「東の要塞・千島列島」第5シーズン ロシア軍東部軍管区とロシア地理学会が2019年から共同で実施している大規模な調査探検プロジェクト「東の要塞・クリル諸島(千島列島)」の第5シーズンが6月からスタートする。第一ステージは 6 月 17 日から 7 月 22 日まで、クリル諸島... 2024.03.02 北方四島の話題
北方四島の話題 択捉島 元パートナーのスマホを壊した55歳の男に刑事訴訟を提起 択捉島を管轄する内務省当局は、元パートナーの女性のスマートフォンを壊した択捉島在住の55歳の男に対して刑事訴訟を提起した。2月29日、男は元パートナーを訪ねて一緒に酒を飲んだ。女性がスマートフォンに気を取られ、自分の話を聞いていないことが気... 2024.03.02 北方四島の話題
北方四島の話題 歯舞群島、ウルップ島などで大統領選挙の期日前投票 ヘリや全地形対応車で携帯用投票箱を運ぶ 2月25日から3月14日まで、ロシアでは大統領選挙の期日前投票が行われている。サハリン州には、特別な交通機関がなければ行くことが不可能なアクセス困難な場所がたくさんある。しかし、そこに住んでいる、また勤務している有権者も投票する憲法上の完全... 2024.03.02 北方四島の話題
エトセトラ 北クリル・シュムシュ島の灯台守が一時行方不明 猛吹雪の中35km離れた隣の灯台へ向かった ロシア非常事態省は1日、2日前から行方不明になっていた北クリルのシュムシュ島(占守島)の灯台守を発見し救助した。灯台守はシュムシュ島北端のクルバトフ灯台に勤務。発電機が故障したため35km離れた同島北西端にあるチブイニー灯台に歩いて向かった... 2024.03.02 エトセトラ
北方領土ノート ロシア語で誘われ食べた白いパン 島を訪れ知った「ふるさと」の意味 元島民は語る 1世がみた北方領土 第5回 択捉島の中心部に位置する紗那。そこで暮らした6歳までのおぼろげな記憶のなか、天野瑠美子さん(82)には鮮明に思い出す言葉がある。 「マリンキ イジスダ」(小さい子、いらっしゃい) 父親がロシア人夫婦に貸していた隣家から流れてくる甘い香りに誘... 2024.03.01 北方領土ノート
北方領土ノート ふるさと国後島の所有地は紙切れ1枚に 樺太の収容所で見たものは 事元島民は語る 1世がみた北方領土 第4回 国後島(くなしりとう)の東海岸を航行する船から、雪の残る頂が見えてきた。爺爺岳(ちゃちゃだけ、標高1822メートル)だ。 「私にとって心の支えのような存在。故郷に戻ってきたという実感がわきました」 2000年6月、木元護さん(86)=北海道... 2024.03.01 北方領土ノート