北方領土ノート 遥かなる択捉島、また土を踏みたい 少女時代の景色は跡形がなくても 元島民は語る 1世がみた北方領土 第3回 桜が咲くのは6月。8月上旬になるとハマナスの群生が満開になり、村は「バラの香り」に包まれる。秋は、おびただしい数のサケが遡上(そじょう)し、まるで川が煮えたぎったようだった。 択捉(えとろふ)島の最北に位置する蘂取(しべとろ)村出身の鈴木咲... 2024.03.01 北方領土ノート
北方領土ノート ソ連兵が自宅にやって来た 国後島を脱出、石川啄木に重ねる望郷の念 元島民は語る 1世がみた北方領土 第2回 札幌市の自宅の庭に植えたハスカップを眺めていると、ふと胸中に去来する詩がある。 《ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな》 作者は石川啄木だ。 北方領土の国後島で生まれ育った大塚誠之助さん(88)は、豊かな自然のな... 2024.03.01 北方領土ノート
北方領土ノート ウクライナ侵攻でよみがえったあの日の恐怖 北方領土で見たものは 元島民は語る 1世がみた北方領土 第1回 朝日新聞にしては珍しい北方領土の連載企画です。 1945年、ソ連は日ソ中立条約を無視して北方四島に侵攻・占領。ロシアとなった現在でも不法占拠が続いている。元島民は高齢化が進み、約7割が亡くなっている。記憶を後世に伝えるため、当事者たちを訪ね... 2024.03.01 北方領土ノート
エトセトラ 2023年サハリン州を訪れた観光客51.5万人 前年の1.7倍に急増 ロシア連邦国家統計庁(ロスタット)によると、2023年1月から12月までにサハリン州を訪れた観光客は約51万5,000人に上った。30万3,000人だった2022年の1.7倍に増えた。サハリン州政府のアルテム・ラザレフ観光大臣は「夏も冬も観... 2024.03.01 エトセトラ
北方四島の話題 択捉島のグランピング施設損壊「原因は強風ではなく、何者かに襲撃された」経営者語る 択捉島レイドヴォ(別飛)に建設されたグランピング施設「クリル・グランピング」の経営者は、強風によってドーム型テントが破壊されたという情報を否定した。同社代表のスヴェトラーナ氏によると、2月27日から28日の夜にかけて、グランピング施設は財産... 2024.03.01 北方四島の話題