2024-05

北方領土ノート

元島民 根室の小学校で講演 “生の声”で北方領土に関心を

北方領土の元島民の高齢化が進む中、根室市の小学校で色丹島出身の元島民による講演会が開かれました。21日、根室市の成央小学校で開かれたこの講演会には5年生と6年生の児童およそ100人が参加しました。講師は色丹島出身の得能宏さん(90)で、11...
北方領土ノート

「旅人が気の毒だから」北方領土を望む岬の果てに現れたのは

北方領土を指呼の間に望む北海道根室市・納沙布岬の食堂「岬の駅」の入り口に4月、花咲ガニや醤油(しょうゆ)漬けイクラなどが買える自動販売機が現れた。設置したのは食堂を切り盛りする滝沢孝さん(71)。昼間は食堂で「北方四種丼」(イクラ、タコ、カ...
北方領土ノート

貝殻島コンブ漁、出漁は6月15日 生育に遅れ

根室市歯舞漁協は23日、北方領土貝殻島周辺コンブ漁の一斉出漁日を6月15日と決めた。日ロ民間交渉で今年の漁は同1日に解禁されることになったが、コンブの生育が遅れているとみて、当面出漁を見合わせる。(北海道新聞デジタル2024/5/23) 今...
北方領土ノート

ロシア、再び四島周辺の航行停止 過去最長3週間超 日本政府は抗議

ロシア政府が実効支配する北方四島周辺の海域で、5月27日から6月20日にかけて、再びロシア船籍以外の船舶の航行を認めない措置を発令すると、日本政府に通知したことが分かった。措置は4月以降4回目で、期間は3週間超とこれまでで最長。日本外務省は...
北方領土ノート

真っ暗な海 後続は転覆 国後島出身・須崎ナヨさん(90)=根室市 <四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>51

国後島南部の泊村セイカラホール地区で生まれた須崎ナヨさん(90)は、1945年10月、島から小船で根室に逃げてきた時のことを鮮明に覚えている。 それは12歳の夜だった。霧がかかり、風もある中、波も高い。船は大きく揺れ、海水が入ってきた。 き...
北方領土ノート

北方領土返還へ決意 千島連盟の後継連、別海で定期総会

【別海】千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の根室管内後継者連絡協議会(後継連)の定期総会が、町生涯学習センターで開かれた。2023年度の事業報告を行い、24年度の事業計画案が承認された。(北海道新聞根室版2024/5/24) 18日に開かれ...
北方四島の話題

色丹島・穴澗 110人収容可能な幼稚園が完成 サハリン州教育大臣が視察

色丹島クラボザボツコエ村(穴澗)では、110人の園児を収容可能な幼稚園の建設がほぼ完了している。幼稚園を視察したサハリン州政府のアナスタシア・キクテワ教育大臣は「ズベズドチカ幼稚園では建設工事が完了しつつあり、現在、作業チームは内装と敷地の...
北方四島の話題

択捉島・瀬石温泉 第18機関銃砲兵師団が創立46周年を祝う

択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)に司令部を置くロシア軍第18機関銃砲兵師団が19日、創設 46 周年を祝った。同師団は東部軍管区(当時は極東赤旗)の軍隊司令官の命令により、1978年5月19日に編成された。この師団は、ハバロフスク近郊...
北方四島の話題

択捉島・瀬石温泉 生徒たちが射撃訓練に参加

ロシア軍の師団司令部がある択捉島ゴリャチエ・クリュチ村(瀬石温泉)で、同村とクリリスク(紗那)の中等学校の生徒たちが軍事訓練場を訪れ、武器を扱う際の安全上の注意事項を学んだ。ティーンエイジャーたちは05812部隊 と 71436部隊の兵士の...
北方領土ノート

貝殻島コンブ漁妥結 日ロ交渉 6月1日解禁

北方領土・貝殻島周辺海域でロシア側に採取権料を支払って日本漁船が操業するコンブ漁を巡り、操業条件を決める日ロ交渉が17日、妥結した。今年は昨年より217万円少ない8037万円を支払い、コンブなど褐藻類の採取量は91トン少ない3360トン。漁...