2024-05

北方四島の話題

択捉島「クリル発展計画で国の資金急減」それでも島は発展している

択捉島を視察したサハリン州議会の社会政策と経済開発に関する委員会に所属する議員らが実務訪問の結果を総括した。今回の調査でクリル諸島(この場合、北方四島)の開発が主にサハリン州予算で実施されていることが改めて確認された。連邦計画である「クリル...
北方四島の話題

北方四島航路の貨客船「アドミラル・ネベルスコイ」が修理を終えて航路に復帰

北方四島とサハリンを結ぶ航路で運航されている貨客船「アドミラル・ネベルスコイ」の修理が終わり、5月18日に航路に復帰する。ネベルスコイは冬季航行中、流氷による船体へのダメージが重なり4月24日から修理に出されていた。運航会社Sakhpasf...
北方領土ノート

北方四島周辺の船舶航行停止 ロシア、再延長せず

ロシア政府は、実効支配する北方四島の周辺海域などで4月11日から出していたロシア船籍以外の船舶の航行を認めない措置について、期限の15日午後9時までに日本政府に再延長の通告をしなかった。(北海道新聞デジタル2024/5/15) ロシア当局は...
北方領土ノート

春の叙勲 北方領土返還運動功労 元千島連盟副理事長の河田弘登志さん(89)

2024年春の叙勲受章者に根室管内から関係者10人が選ばれた。旭日双光章を受けた元千島歯舞諸島居住者連盟副理事長の河田弘登志さん(89)=根室市、北方領土返還運動功労=に喜びの声を聞いた。(北海道新聞デジタル2024/5/9)■河田弘登志さ...
北方領土ノート

四島返還へ多世代交流 根室・かけはしの会 担い手育てる新事業

【根室】千島歯舞諸島居住者連盟根室支部の元島民後継者らでつくる「かけはしの会」(会員92人)は本年度、元島民と後継者、中学、高校生の4者で多世代交流しながら運動の担い手を育成する新規事業を行う。(北海道新聞根室版2024/5/17) 11日...
北方領土ノート

北方領土・貝殻島周辺コンブ漁 日ロ間交渉スタート

例年6月1日から解禁される北方領土・貝殻島周辺のコンブ漁について、今年の操業条件を決める日ロ間交渉が16日に始まったことが分かった。日本側は例年通りのコンブ漁の出漁に向けた協議を進めたい考えで、早ければ17日夜に妥結される見通しだ。(北海道...
北方四島の話題

色丹島・コンブウス崎(ヴォロシン岬)

色丹島ヴォロシン岬(コンブウス崎)には岩で構成された非常に美しい断崖がある。20 世紀初頭に、生活の危機にある創造的な人々のための避難所を作ったロシアの水彩画家にちなんで名付けられた。クリル諸島(この場合、北方四島)は今でも、独特の自然美の...
北方四島の話題

千島列島で発見された新種の軟体動物6種を命名

クリル諸島(北方四島を含む千島列島)で発見された新種のウミウシに、ロシアの傑出した科学者の名前が命名された。モスクワ国立大学ロモノーソフ動物学博物館とロシア科学アカデミーのコルトソフ進化生物学研究所はクリル諸島で6種の軟体動物の新種を発見し...
北方領土ノート

内閣府、北方領土隣接地域への修学旅行を促進、教員向け下見ツアー、若い世代の理解促進を目的に

内閣府は、修学旅行を担当する教員や教育関係者を対象に北方領土隣接地域(根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町)への下見ツアーを実施する。隣接地域をめぐり、北方領土啓発関連施設の訪問や元島民による講話、基幹産業の体験などのプログラムを視察す...
北方四島の話題

国後島「キクイタダキ」は北方の「ハチドリ」

ロシア最小の鳥であるキクイタダキが国後島のクリル自然保護区の事務所に姿を見せた。4月27日、良く晴れた春の日に事務所の窓に一羽の小鳥が現れた。保護区の職員アレクサンドル・ヤコブレフさんが、それが「小さなスズメ」ではなく黄色い頭のキクイタダキ...