2024-05

北方四島の話題

展示会「私たちには誇るべきものがある」北方四島、千島列島の開発の成果を発表

「サハリンの伝統--私たちには誇るべきものがある」と題した展示会が15日からサハリンのユジノサハリンスクで始まった。サハリン州に属する18地区が各ブースを開設し、それぞれの開発の歴史などを紹介している。南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島...
北方四島の話題

色丹島・マスバ ズビョズドナヤ湾に残るソ連時代の砲台

ソ連時代--仮想敵の上陸に適していた色丹島の各湾には、砲台が設けられていた。基礎部分はコンクリート製のトーチカで、取り付けられていたのは戦車の砲塔だった。近くに兵舎の建物と食料倉庫の遺構が見える。1994 年の地震により軍のすべての建物は破...
サハリン

アニワ灯台(旧中知床岬灯台)が復元工事のため20日から地立ち入り禁止

世界で最も美しく、そして最もアクセスが難しい灯台のひとつと言われるサハリン南部のアニワ灯台(※樺太時代に日本が建てた中知床岬灯台)が20日から立ち入り禁止となる。
北方四島の話題

<四島ウオッチ>ツアー続々 航空券売り切れも

国後島・泊山のカルデラを訪問した観光客=2023年9月(国立クリール自然保護区サイトより) ロシアが実効支配する北方領土で、今年も夏の最盛期に向けた観光ツアーが続々と登場している。 各社ツアーの定番は北方四島の雄大な自然体験。択捉島は単冠湾...
北方領土ノート

独自の洋上慰霊10月5日実施 千島連盟別海町支部

【別海】千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部(臼田誠治支部長、158人)の通常総会が開かれ、独自の北方領土・洋上慰霊を10月5日に実施することを含む2024年度事業計画などを決めた。(北海道新聞根室版2024/5/15) 11日に町交流館ぷらと...
北方領土ノート

プーチン体制継続、元島民「もう時間が」 首相に墓参再開など訴え

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)の松本侑三理事長(82)=択捉島出身=らが14日、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相に北方領土への墓参や返還交渉の早期再開を要請した。首相は領土問題解決を目指す方針を改めて示したが...
北方四島の話題

択捉島のトレジャーハンターが爆発物不法所持で起訴 火薬カートリッジを見つけ所持

択捉島を管轄するクリル地区警察は同島在住の55歳の男を爆発物の不法所持で起訴した。男は金属探知機を使って日本の時代の遺物を探すことに興味を持っており、宝探しの過程で外国製の火薬カートリッジを25箱発見した。検査の結果、爆発に適した無煙火薬が...
エトセトラ

ロシア農相ドミトリー・パトルシェフ 副首相候補者へ

ロシア下院は6年間農業大臣を務めたドミトリー・パトルシェフを新政権の副首相候補者とすることを支持した。ドミトリー・パトルシェフは、食料安全保障ドクトリンのインデクスがほぼ達成されていると指摘、昨年2024年の農業、漁業分野の成功について述べ...
北方四島の話題

国後島 シマフクロウのヒナをモスクワの希少動物繁殖センターに移送

国後島で生まれたシマフクロウのヒナがクリル自然保護区からモスクワ動物園の希少動物繁殖センターに移送される。モスクワ動物園のパベル・ロシュコフ副園長が明らかにした。ロシュコフ副園長は、モスクワから100km離れたモスクワ動物園の一部門である希...
北方四島の話題

航空券が買えないサハリン–択捉島便 週3便420席を追加販売

サハリン—択捉島便の航空券が不足したため、サハリン州運輸・道路事業省は航空会社との交渉を余儀なくされた。5月には、択捉島便は週11便から週14便になる予定で、おそらく6月には120席が追加されるだろう。4月末に販売された5月分のチケット5,...