2024-07

北方領土遺産

ロシア人が書いた「日ソ混住時代」の物語 ≪北方領土★隣接地域通信➁≫

ロシア人の脚本家が、1947年にソ連占領下の北方領土・志発島で実際に起きた知られざる遭難事件をモチーフに、大陸から入植したソ連人と故郷を追われる日本人が織りなす人間ドラマを描いた物語「舟」が7月に出版される。それに先立ってプレス発表が根室市...
北方領土遺産

北方領土の知られざる交流を知って…日本人漁師が子ども救った実話を小説に

終戦後の北方領土・歯舞群島志発島で、日本人の漁師がロシアの子どもたちを救った実話を基にした小説「舟 北方領土で起きた日本人とロシア人の物語」(皓星社・東京)が10日、出版される。著者でロシア人脚本家のマイケル・ヤングさん(63)は「日露関係...
北方四島の話題

ロシア太平洋艦隊の艦船5隻が千島列島遠征隊を輸送するためカムチャツカを出港

ロシア太平洋艦隊の大型揚陸艦「オスリャビヤ」、水路測量船「GS-199」、「GS-44」、「アレクサンドル・ロゴツキー」、特殊船「KIL-168」など5隻が、「東の要塞 - クリル諸島」遠征でクリル諸島(北方四島を含む千島列島)の総合的な調...
北方四島の話題

国後島 郷土博物館の館長を務めたスコヴァティツィーナさんが死去

国後島・古釜布にある南クリル郷土博物館の館長を務め、南クリル地区の名誉市民であるヴァレンティーナ・ミハイロフナ・スコヴァティツィーナさんが7月6日に亡くなった。78歳だった。スコヴァティツィーナさんは1946年8月17日に生まれた。サハリン...
北方領土遺産

日ソ混住時代小説「舟」思い語る ロシア人作家「今こそ必要」

日ソ混住時代の北方領土歯舞群島・志発島で発生した実際の遭難事故を基にロシア人作家が書いた小説「舟北方領土で起きた日本人とロシア人の物語」の出版を前に、作家と翻訳者が北海道根室で作品への思いを語った。(釧路新聞2024/7/5) 著書はロシア...
北方領土ノート

衆院沖縄・北方問題特別委が8年ぶり道内視察 元島民らと意見交換 札幌

衆院沖縄・北方問題特別委員会の佐藤公治委員長ら10人が3日、札幌市内で北方領土の元島民らでつくる団体などと意見交換した。同特別委の道内入りは8年ぶりで、北方領土墓参の再開などについて議論した。(北海道新聞2024/7/4) 意見交換には千島...
北方領土ノート

北方四島の隣接地域到達のデジタル証明書発行 根室振興局

領土問題に関心をもってもらおうと北方領土と隣り合う地域を訪れたことを示すデジタル証明書の発行が根室地方で始まりました。証明書を発行する取り組みは根室振興局が7月から始めました。根室地方にある北方領土の啓発施設や道の駅などあわせて31か所に貼...
北方四島の話題

国後島にビジネスミッション ロシアの大手観光企業が7社が参加 7月3日—5日

ロシア極東・北極圏発展省と極東北極圏開発公社(FEDC)はサハリン州政府と共同で国後島へのビジネスミッションを実施する。同州政府によると、7月3日から7月5日まで、観光分野で活動するロシアの大手企業7社が参加する。(クロンウェル・ホテル&リ...
北方四島の話題

択捉島のトラックは、海の中でも走る

択捉島のオホーツク海側にある観光名所ホワイト・ロックス(白い崖=ビラ海岸)付近の砂浜を走っていたトラックが満潮の海につかまってしまった。トラックの荷台に乗って人々は特に慌てたり、落胆することもなく、陽気に手を振っていた。動画は、択捉島の新聞...
北方四島の話題

国後島メンデレーエフ空港で大規模な改修工事 滑走路スラブ2094枚張替えなど

国後島のメンデレーエフ空港ではサハリン州政府の支援を受けて昨年から大規模な改修工事が行われている。同空港には2000mの滑走路と2機が駐機できるエプロンがあるが、計画では2094枚のコンクリ―製スラブを交換する。また2025年までにレーダー...