2024-10

北方領土の最新情報

故障の貨客船ファルフトジノフ 択捉島で34人の下船に成功 運輸検察当局が捜査開始

サハリン—北方四島間で運航されている貨客船イゴーリ・ファルフトジノフは22日に技術的な故障のため択捉島に寄港でずコルサコフに引き返したと報じられたが、サハリン州運輸省は23日、乗客のうち34人を択捉島で下船させることに成功したと発表した。
北方領土の最新情報

国後島の道路建設、深刻な人材不足 ウクライナでの特別軍事作戦も影響

国後島では専門家が不足している。島内の多くの企業と同様に、従業員の中にはウクライナでの特別軍事作戦に招集された人もいれば、他の場所で働くようになった人もいる。離島では有能な専門家の代わりを見つけるのは簡単ではない。国後島では住宅の賃貸料が高く、そもそも賃貸住宅はほとんどない。
北方領土の最新情報

択捉島・中央病院の院長 サハリン–アムール間の航空路線開設を知事に要請…「なぜ?」

サハリン州のリマレンコ知事が択捉島を実務訪問した際、クリリスク(紗那)にあるクリル地区中央病院のエレナ・マツィシナ院長がユジノサハリンスク(サハリン)とアムール州の州都ブラゴヴェシチェンスクを結ぶ航空路線の開設を要請した。
北方領土の最新情報

サハリンからの貨客船「イゴーリ・ファルフトジノフ」が故障で択捉島・内岡に寄港できず

10月22日14時頃、貨客船「イゴーリ・ファルフトジノフ」(コルサコフ-クリル諸島=北方四島航路)が択捉島のクリリスク海上ターミナル(内岡にある)に接近中に技術的故障に見舞われ、クリリスク、国後島ユジノクリリスク(古釜布)、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)の各ターミナルへの寄港を断念した。コルサコフ港に引き返す決定をした。
北方領土の最新情報

道、道、道、君は何でも知っている…
どんどん延びる北方領土・択捉島のアスファルト道路

2011年に最初のアスファルトが択捉島に現れて、すべてが変わり始めた。いま、島の道路網は数十キロメートルに及ぶ高品質の舗装道路で覆われている。今年だけでも、島にはさらに9キロメートルの高速道路ができた。そのほとんどは、クリリスク(紗那)--ブレヴェストク(天寧)空港道路再建プロジェクトの一環として行われた。
千島列島

北千島パラムシル島のラコモフさんからラッコ動画が届いた

北千島パラムシル島在住のセルゲイ・ラコモフさんから、島に生息するラッコたちのかわいらしい動画が届いた。カメラはラッコの「同期した」食事の様子も撮影。動物たちはカニをおいしそうに食べていた。
千島列島

電線に止まるカラスのような…ラッコの群れが嵐を避け座礁船に
北千島パラムシル島

北千島セベロクリリスク(パラムシル島)の写真家、セルゲイ・ラコモフさんから愛らしいラッコたちのビデオが届いた。嵐の中、錆びついた座礁船に避難した数十匹のラッコたちが、カメラに向かってポーズをとった。
日ロ関係

【今日は何の日】1956年10月19日
ソ連と日本の共同宣言が調印された

1956年10月19日、ソ連と日本の外交関係が回復され、ソ連と日本の共同宣言が調印された。この文書は、南クリル諸島(※北方領土)の領有権問題を含む、戦後の相互関係の主要な問題を規定した。
サハリン

1945年8月、南サハリンで起きた日本軍による戦争犯罪
FSB が解除した機密文書を基に勝利博物館の職員が出版

1945 年 8 月に南サハリンで行われた日本軍の戦争犯罪に焦点を当てたブックレット「1945年8月の熱き日々」が出版された。著者はポベダ博物館・記念館(戦勝博物館)の学術秘書エレナ・サヴェリエワさんで、2023年にロシア連邦保安庁から同博物館・記念館に移管された文書を基にしている。
サハリン

戦時中の南樺太で活動した「協和会」に関する資料を機密解除
FSBサハリン支局 

FSB(ロシア連邦保安庁)サハリン支局は、1938年から1945年にかけてサハリン南部で民族主義運動を展開した国家主義団体「協和会」の活動に関する資料を機密解除し公開した。協和会は南サハリンで朝鮮人の皇民化に取り組んだ