2024-10

知られざる歴史・秘話

日本との戦争にソ連を参戦させるための米ソ合同極秘プロジェクト
ソ連軍による北方領土侵攻と占領の歴史的経過の整理…➁

日本との戦争における米ソ極秘協力「プロジェクト・フラ」により米海軍からソ連海軍に移管された艦船149隻のうち、11隻が北方領土への上陸・占領作戦に使用された。
北方領土返還運動

リヤカー引き道内一周 札幌の瀬戸さん、根室で交流
北方領土問題も発信

リヤカーを引きながら徒歩で北海道を一周している札幌市の瀬戸雅斗(まさと)さん(20)が根室市で市民らと交流した。
千島列島

北千島のハスキー犬「アヤ」が海に飛び込みアザラシと遊ぶ

北クリル諸島(北千島)パラムシル島セベロクリリスク在住の女性が、自分の飼い犬が海に飛び込んでアザラシと一緒に泳ぐ様子を撮影した動画をテレグラムチャンネル「北クリル諸島を旅する:パラムシル、オネコタン、シュムシュ、アトラソワ」で公開した。
北方領土の最新情報

色丹島の小クリル自然保護区
トモエガモとマミチャジナイを初確認、2025年の台帳に登録へ
択捉島のバードウォッチャーが写真撮影に成功

色丹島の小クリル自然保護区で、択捉島在住のバードウォッチャーであるエレナ・バルカノバさんが珍しいトモエガモ(Sibirionetta formosa)とマミチャジナイ(Turdus obscurus)に遭遇した。色丹島で確認されるのは初めてで、国立自然保護区「小クリル」の2025年版台帳データに追加されることになった。
北方領土の最新情報

択捉島・紗那に「ダンシングツリー広場」が11月末に完成

択捉島クリリスク(紗那)のサハリンスカヤ通りに新しい公共スペースとして「ダンシングツリー広場」が11月末までに出現する。
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歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」
♬ はるか国後…島におやじもヨー 帰りたいだろうな

鳥羽一郎のデビュー曲にして代表曲でもある「兄弟船」には、歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」がある。漁師の兄弟が、帰りたくても帰れない北方領土・国後島へのおやじの思いを綴った歌詞である。
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島民ニ告グ「出来得る限り現地に踏みとどまれ」
根室支庁長は血を吐く思いでつづった

1945年9月下旬、根室支庁の徳永俊夫支庁長は、ソ連軍の侵攻を受けた北方領土の島民に「壮者は出来得る限り現地に踏みとどまる」よう告示した。ガリ版刷りの支庁長告示は復員兵10人が根室から島に運んだ。
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羅漢さんの観音像、見つかる — 択捉島

択捉島で見つかった観音像は、留別にあった法蔵寺の髙橋暁道住職と分かった。高橋住職は 1907年に渡島。2年後に法蔵寺を開く。留別では大正から昭和にかけて流感による死者が続出。自身も2人の幼子を亡くした。犠牲者の冥福を祈るため、建立したのが三十三観音像だった。函館の石屋に造らせ船で運び、ドサンコの背に振り分け島内33か所に安置した。
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「猪谷式」靴下を編み継ぐ

北方領土にルーツを持つ著名人と言えば、国後島・古丹消生まれの猪谷千春さんだろう。1956年冬季五輪スキー回転競技の銀メダリストだ。「なぜ国後生まれの若者が」と、調べていくうち、古丹消への移住を決意し、島民にスキーの滑り方や板の削り方、独自開発の靴下の編み方まで惜しみなく教え、島民と心を通わせた父親の六合雄(くにお)さんに惹かれていった。
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今年の択捉島のサケ漁、大不振
2022年同期比で漁獲量は4分の1の6,366トン

今年、択捉島の太平洋サケ漁が全く振るわない。現在の漁獲量は6,366トン。前回の偶数年2022年の同時期が2万6,633トンだったことから、実に4分の1に激減している。