2024-10

北方領土の最新情報

北方領土、千島列島向けの海上貨物輸送量が3割以上増加
今年1-9月

北方領土を含む千島列島に向けた海上貨物輸送量が大幅に増えている。今年1月~9月までに2万9,300トンに達し、前年同期より33%増加した。航路別では、サハリン本島と択捉島、国後島、色丹島を結ぶ「コルサコフ--クリル航路」が2万7,600トンで、同30%増加した。
北方領土の最新情報

色丹島・穴澗の幼稚園建て替え工事
サハリン検察庁、納期を守らなかった建設会社に罰金

北方領土・色丹島クラボザボツコエ村(穴澗)の幼稚園建て替え工事で、請け負った建設会社が契約に定められた納期内に建物を完成しなかったとして、罰金を科せられた。サハリン検察庁広報が報告した。
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択捉島・オーヨ湾
建設中のアクセス道路に小型船利用者用の下り口を設置へ

択捉島ではクリリスク(紗那)--レイドヴォ(別飛)高速道路とオーリャ湾(オーヨ)にあるギドロストロイの水産加工場を結ぶ全長990mのアクセス道路の建設が進められているが、先日、島を訪れたリマレンコ知事はアクセス道路からオーヨ海岸に下りるための下り口を設置すると明らかにした。
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択捉島で「紫金山・アトラス彗星」を肉眼で確認
2023年1月に発見された彗星

択捉島を管轄するクリル地区行政府が通信アプリテレグラムで、2023年1月に発見された彗星「紫金山・アトラス彗星」(C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)が同の上空で肉眼で確認できたと報告した。
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1945年9月1日 北方領土・色丹島に赤旗が翻った日

色丹村長は1945年9月1日朝、斜古丹湾に面した役場前の橋から、ソ連軍上陸を見届けた。3隻の艦船からソ連兵が一気に散開し、無線塔を接収し、郵便局、役場、捕鯨場を占拠。斜古丹湾に赤旗が翻った。
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国後島で見つかった三角定規の持ち主「タカハシレイコ」さんを知りませんか

【根室】戦前、北方領土・国後島に住んでいた「タカハシレイコ」さんを知りませんか--。四島在住のロシア人が、カタカナでそう名前を刻んだ古い三角定規を保管しており「持ち主に返したい」と希望している。
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北方領土・国後島の「まれびと」

国後島にスキー文化を広めた猪谷六合雄さんは古丹消に2軒の家とゲレンデや大小7つのシャンツェを造り、6年暮らした。長男・千春は冬季五輪日本人初のメダリスト。
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足裏の思い出 北方四島への玄関口・根室波止場の石畳

弁天島に向かって、かまぼこ型に突き出た根室波止場は、人生の様々な事情を抱えた人々が交差した北方四島への玄関口でした。
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択捉島・蘂取、はるかなり。
米国に父を殺され、ソ連に故郷を奪われた少年

1945年7月15日の根室港。北方領土・択捉島に帰るため父と浦河丸に乗り込んだ山本昭平さんは米軍の空襲で父を奪われた。そして8月28日、今度はソ連軍が択捉島に侵攻。故郷を追われた
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人生は「一場の夢」–祖父と母たちの北方領土・国後島からの脱出行  

1945年(昭和20年)9月1日。人生の歯車が突然、逆回りを始める。ソ連軍が古釜布に上陸した。まもなく「千島列島はソ連の領土になった」と布告が出た。祖父は脱出を決意した。