2024-11

択捉島の話題

北方領土・択捉島の地元紙「赤い灯台」が選ぶ晩秋の紅葉10景

すべてが枯れてしまう直前に、自然が全盛期を迎える瞬間を待ち望む人は多い。択捉島が「クリル諸島の真珠」と呼ばれるのも無理はない。
択捉島の話題

サハリンの移動医療チームが11月に北方領土・択捉島を4回訪問

サハリン州政府が組織する移動医療チームが11月に択捉島を4回訪問する。遠隔地の医療へのアクセスを改善する取り組みの一環で、サハリン州保健省が毎月、各自治体へ専門分野の医師を派遣している。
サハリン

オホーツク海の真ん中で 年老いたオジロワシが漁船に飛来した

オホーツク海の真ん中で、傷ついたオジロワシが漁船に飛来し、羽を休めた。テレグラム・チャンネル「観光。サハリン。クリル諸島」に、その映像が投稿された。
北方領土遺産

❝リンドバーグと北方領土❞ 魔空の千島 リンドバーグ機は3度、不時着水を余儀なくされた

1931年(昭和6年)、ニューヨークから北太平洋を横断し千島列島沿いに根室港を目指していたリンドバーグ夫妻が搭乗した「シリウス」は、悪天候のため千島列島で3度不時着水している。
択捉島の話題

北方領土・国後島のフタリシズカ絶滅の危機 クリル自然保護区が移植作戦

国後島のクリル自然保護区は、希少種フタリシズカを絶滅の危機から救うため、移植作戦に取り組んでいる。フタリシズカの分布の北限は国後島で、地滑りや他の植物によって駆逐される脅威にさらされている。同保護区は希少植物種苗圃で独自に栽培を開始。今年11月2日に、8株をヴァレンティーナ川近く(※秩苅別付近)のササが繁茂していない場所に移植した。
サハリン

貨物船「SASCO アルダン」が北極海航路経由でサハリンに到着 コルサコフ港を北極海航路の内航航路にする取り組みの一環

サハリン州政府はコルサコフ港を北極海航路の内航航路に含める取り組みを進めており、今年、北極海経由でサハリンに到着した貨物船は2隻目。「SASCOアルダン」は9月28日にサンクトペテルブルクを出発し、33日間かけて航海した。この航路での貨物輸送は、BAMやトランスシベリア鉄道を経由する従来の鉄道路線よりも速い。
北方四島の話題

北方領土にクリエイティブ産業誘致 モスクワの映画制作会社が千島列島を舞台に映画シリーズ制作

クリエイティブ産業の拠点創出を目指しているサハリン州政府は、早ければ来年からクリエイティブ産業に携わる起業家に対して、北方四島を含む千島列島がエリアとなっている「TOR(優先的社会経済発展区域)クリル」への参入を可能にする取り組みを始めた。
択捉島の話題

北方領土最大の水産企業を率いたウラジミール・ボチャルニコフ氏が死去

択捉島、色丹島、サハリンで水産加工場を展開しているクリリスキー・ルイバク(千島の漁師=ギドロストロイ・グループ)社を率いたウラジミール・ペトロヴィッチ・ボチャルニコフ氏が亡くなった。択捉島の地元紙「赤い灯台」は、ギドロストロイ社を創設したヴェルホフスキーや択捉島を管轄するクリル地区議会議長のベラウソワの追悼コメントを掲載した。
根室国後海底電信線陸揚庫

国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚庫」の価値とは何か

「根室国後間海底電信線陸揚庫」の価値とは何か【建築物としての価値】【北方領土との関わりにおける価値】「ソ連軍による北方領土侵攻と占領を伝えた歴史の証人」「もの言わぬ語り部」
根室国後海底電信線陸揚庫

国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の概要

国登録有形文化財「根室国後間海底電信線陸揚施設」(通称・陸揚庫)の概要 陸と海の電信線架設・敷設経過 陸揚庫の保存と活用に向けた取り組み