2024-11

サハリン

日本が建てたアニワ灯台の再建に向けた設計業務1億115万ルーブル 2025年、サハリン州が予算措置

サハリン観光の目玉となっている、樺太時代に日本が建てたアニワ灯台(中知床岬灯台)の再建に向けた設計業務に1億115万3,100ルーブルを割り当てる。
知られざる歴史・秘話

吉田初三郎「根室支庁管内鳥瞰図」(1936年)に描かれた落石無線局根室受信所と落石送信所

北海道根室振興局2階の応接室に一枚の絵が掲げられている。横 227㎝×縦 51㎝ある「根室支廰管内鳥瞰図」-。鳥瞰図の大家・吉田初三郎の作。1936年(昭和11) 9月の昭和天皇の根室行幸にあわせて制作したものと考えられている。
知られざる歴史・秘話

知られざる「根室受信所」の栄光 ツェッペリン飛行船、リンドバーグ機と交信、誘導した「落石無線局」の本局

ツェッペリン伯号やリンドバーグ機との交信、そしてソ連軍の北方領土侵攻の第一報を受信したのは、落石送信所ではなく、根室町桂木にあった根室受信所であった。
択捉島の話題

択捉島・紗那の窃盗常習犯が刑務所に送り返される

窃盗罪で何度も有罪判決を受けた市民Sh.は、今年の春にサハリンのスミルヌイフ地区の刑務所から釈放され、定められた期間(3日間)内に択捉島クリリスクに到着し、内務省に月4回出頭して登録することになっていた。夜10時以降に家を出ることや、アルコールを販売する店に行くことも禁じられた。
北方領土の最新情報

北方領土周辺海域のイワシ漁獲量が50万トン超える 巻き網漁船24隻が操業

ロシア漁業庁(ロズリボロフストヴォ)の発表によると、南クリル諸島海域(北方四島周辺)のイワシの漁獲量が50万トンを超えた。
択捉島の話題

択捉島の新しいシンボル 紗那に高さ23.5mの正教会 地域の精神・文化に貢献

択捉島の新しいシンボルになるロシア正教会の建設は、地域の精神的および文化的生活に多大な貢献を果たすことになる。
択捉島の話題

年末年始を控えて北方領土・択捉島で火災安全点検実施

新年の休暇を控えて、択捉島を管轄するクリル地区のロシア非常事態省当局は人々が多く集まる施設を訪問し、火災安全点検を実施した。
千島列島

「千島列島の地名と構成」出版 北方領土の無名の地理的オブジェクトに名前を付ける取り組み結果などを紹介

クリル諸島(北方領土を含む千島列島)の無名の湾や岬、岩礁に名前を付ける取り組みを行っているロシア地理学会のメンバーであるセルゲイ・ポノマリョフさんとアンドレイ・ブラジニクさんが「クリル諸島の地名と構成」(Топонимика и состав Курильской островной гряды)と題した本を出版した。
択捉島の話題

北方領土の択捉島・紗那でロシア正教会の建設工事始まる 3階建て高さ23.5mで2年以内に完成

北方領土・択捉島クリリスク(紗那)で、聖三位一体教会の建設工事が始まった。建築許可書類によると、建物は面積620平方メートル以上で、300人以上を収容できる。教会は3階建てで、高さは23.5メートルになる。
サハリン

ユジノサハリンスク市が2025年からの観光税の導入見送り 州政府「ホテルが疑問を持たないようシステムを確立する必要がある」

2025年から観光税の導入方針を示していたユジノサハリンスク市議会は、導入時期の先送りを決定した。市議会と協議した後、サハリン州政府のアルチョム・ラザレフ観光大臣が語った。