2025-10

択捉島の話題

択捉島・紗那 郷土博物館で希少な蝶の展示会が開幕

択捉島クリリスク(紗那)のクリル郷土博物館で巡回展「星よりもたくさんの蝶たち」が開幕した。サハリン州郷土史博物館が所蔵する昼行性および夜行性の蝶の驚くべき世界を紹介している。来館者は希少な標本を鑑賞できるだけでなく、博物館職員が作成した資料...
択捉島の話題

択捉島 観光客がクマに襲われた事故でツアーガイドに強制労働3年の判決

択捉島の観光名所「ホワイト・ロックス(白い崖=ビラ海岸)」で観光客がクマに襲われ重傷を負った事故で、裁判所はツアーを主催した同島在住の42歳の男性ガイドに、必要な安全対策を怠ったとして3年間の強制労働を言い渡した。昨年11月12日、男性はホ...
択捉島の話題

択捉島「ホワイト・ロックス」SUV事故、行方不明者の捜索続く 

択捉島の観光名所「ホワイト・ロックス(白い崖=ビラ海岸)」で13日、激しい嵐に巻き込まれたSUVの近くで、車内にいたとみられるもう1人の捜索が続けられている。法執行機関とロシア非常事態省が捜索活動に参加している。非常事態省サハリン州局による...
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「千島」侵攻と米ソ極秘協力

ロシア側から発信される北方四島に関するニュースをウオッチしていて、最近、思うことは北方四島関係の比重が低下して、千島列島北部のパラムシル島(幌筵島)とシュムシュ島(占守島)の話題が目立つことだ。サハリン州は北方四島と千島列島を3つの行政区域...
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『北方領土・知の拠点構想』

今年2月、根室市内で開かれた北方領土問題研修会(千島歯舞諸島居住者連盟など主催)で、北海道博物館の右代啓視学芸員が「北方四島の歴史・文化と継承」と題して講演した。右代さんは、北方四島ビザなし交流の枠組みの中で、2006年から「歴史文化専門家...
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日ロは『隣人』–堀さんの『遺言』

昨年11月28日、札幌市内のホテルで元北海道知事の堀達也さんの聴き取りをまとめた「激動の2922日 道政8年の記憶」(共同文化社)の出版を祝う、ごく内輪の会が開かれた。つい一週間前に89歳の誕生日を迎えた堀さんは、とてもお元気だった。堀さん...
北方領土ノート

「北方領土を知るための63章」

明石書店から北方領土の解説本「北方領土を知るための63章」(2,400円+税)が出ました。【内容説明】本書では、四島の自然や地勢・生態系、歴史、日本統治時代の生活や開発、ソ連占領後の統治、軍事配備、返還交渉、島の現状などを取り上げる。旧ソ連...
国後島の話題

国後島沖の海上に虹が出現 船の乗組員が撮影

国後島沖で、ある船の乗組員が嵐の海にかかる幻想的な虹を撮影した。この巨大な虹は10月10日に現れたという。映像から判断すると、虹は明るさだけでなく、形も印象的で「二重」に見えた。(astv.ru 2025/10/12)
択捉島の話題

択捉島の観光名所ビラ海岸の「白い崖」で大破したSUVと男性の遺体見つかる

10月12日朝、択捉島オホーツク海側の観光名所「ホワイト・ロックス=白い崖(ビラ海岸)」の海岸で男性の遺体と大破したSUVが発見された。ロシア連邦サハリン州捜査委員会が捜査を開始した。ホワイトロックスの海岸では、激しく損傷したトヨタ・ランド...
千島列島

モスクワ市民「探検クルーズ」で千島列島航路に関心 

この夏、モスクワ市民はクルーズ旅行を積極的に検索し、関連ウェブサイトへのモバイルトラフィックは昨年比で39%増加した。携帯電話事業者メガフォンと旅行会社ロシア・ディスカバリーの共同調査によると、クリル諸島と南極大陸が最も人気のある目的地で、...