2025-11

択捉島の話題

『イトゥルプ、イトゥルプ 嵐の地、火山の地…』択捉讃歌の作者を偲ぶ会 

択捉島の著名な詩人で小説家、ジャーナリストであり、2021年に島で初めて名誉市民の称号を授与されたミハイル・ヤコヴレヴィチ・ウラルスキーさんを偲ぶ集いが11月14日、市立図書館で催された。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/11...
北方四島の話題

サケの資源量回復は早くとも2060年 サハリン・千島・北方四島海域

サハリン漁業・海洋学研究所(SakhNIRO=サフニロ)のニコライ・コルパコフ所長は11月20日に開催されたサハリン漁業評議会の最終会合で、「サハリンと千島列島(※北方四島を含む)でサケ資源が回復するのは早くても2060年になる」と報告した...
択捉島の話題

択捉島・紗那 新教会の今年の基礎工事が終了

択捉島クリリスク(紗那)で11月21日、コンチネント有限会社(Continent LLC)の建設部門が聖使徒ペトロ・パウロ教会の1階部分の基礎工事を行った。これで基礎部分の今年の工事は終了し、来春に再開される。1階へ降りるための入口が左右に...
択捉島の話題

荒波のためサハリンからの貨客船は択捉島・内岡の港に接近できず

荒天のため、パベル・レオーノフ号とイーゴリ・ファルフトジノフ号の2隻の貨客船が択捉島クリリスク港湾ターミナル(内岡)の埠頭に停泊できないでいる。写真のパベル・レオーノフ号の沈み具合から判断すると、乗組員と乗客は悲惨な状況に陥っているだろう。...
択捉島の話題

択捉島でレンガ生産「ソ連の入植者は日本の住宅にストーブがないので困った」

択捉島クリリスク(紗那)のクリル郷土博物館は、新たな展示品として、刻印のある粗粒レンガを収蔵した。このレンガが島内で作られたのか、サハリンや本土から持ち込まれたのか--。同博物館のエレナ・グルゾヴィコワ館長は、レンガの起源と択捉島における建...
択捉島の話題

択捉島の「アイヌの秘密」遊歩道が完成 紗那-内岡間に新たな観光ルートが誕生

択捉島のクリリスク(紗那)—キトヴィ(内岡)間の歩行者専用道で整備が進められていたユニークな「アイヌの秘密」遊歩道の工事が完了した。「アイヌの秘密」遊歩道は、テーマに沿った旅として設計されている。海沿いを歩くと、それぞれに謎が隠された4つの...
択捉島の話題

択捉島のクリル地区中央病院 千島・北方四島で初の腹腔鏡手術を実施

択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院で初の腹腔鏡手術が実施された。外科医は新しい医療機器を用いて患者の胆嚢を摘出した。患者はわずか2日後に退院する予定で、医師たちはこれを病院にとって重要な一歩と捉えている。手術を執刀した外科医のデニ...
色丹島の話題

色丹島オストロブノイ水産加工場 自前の船舶修理工場整備 年間100隻の修理を計画

サハリン州のリマレンコ知事が色丹島で建設中のオストロブノイ水産加工場(斜古丹)の船舶修理場を視察した。完成すれば、サハリン州では初めて排水量6,000トンまでの船舶の修理が可能になる。これにより、サハリン島およびクリル諸島の漁業会社は、修理...
択捉島の話題

択捉島・別飛 生活道路が冠水して3日 住民が市長に嘆願書

択捉島レイドヴォ(別飛)にあるサケ養殖場の従業員たちは、このようにして通勤している。カマズやウラル・トラックといった重機以外では、全くアクセスが困難だ。「この状況は3日間続いており、悪化しています。この秋には何度もこのようなことが起こってい...
サハリン

ユジノサハリンスク 100年前に日本が布設した木製水道管を発見

サハリンのユジノサハリンスク市ブマジナヤ通りでガスボイラー棟を建設中、サハリン公益事業会社の従業員が数メートルの長さの木製水道管を発見した。専門家が調査した結果、日本が布設した旧水道管の一部であると分かった。水道管は無垢材でできており、木材...