ロシア外務省報道官のマリア・ザハロワ氏は、日本の石破茂首相がロシアとの関係が困難であるにもかかわらず「領土問題を解決し、平和条約を締結する」と述べたことについてコメントした。
ザハロワ氏は、日本政府が我が国とその国民に危害を加えることを目的とした敵対的な姿勢を撤回した場合にのみ、ロシアは日本との本格的な国家間対話を再開すると述べた。
さらに、外務省代表は、石破首相が「領土問題」と呼んだ問題の解決は、ロシアと日本の実際の国境を国際法で正式に定めることのみであると強調した。これは、ロシアの領土が日本に譲渡されないことを意味する。
「ロシア憲法の改正を踏まえると、これ以外のことについて話すことはできない」とザハロワ氏は結論付けた。(astv.ru 2024/12/1)