択捉島・瀬石温泉の児童生徒13人「若き親衛隊」に入隊 愛国者であることを誓う

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北方領土・択捉島の軍の町ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にある中学校で6日、統一ロシアの青少年組織「若き親衛隊」の入隊式が行われ、13人の児童生徒が組織の理想と原則である誠実・勇敢・勇気の伝統に従い、祖国の英雄たちの記憶を称える愛国者でありロシアの立派な国民であることを誓った。

式典で「若き親衛隊」のメンバー20人が「勝利パレード」に参加したことに対して、ゴリャチエ・クリュチに師団本部を置く第18機関銃砲兵師団の副司令官、アレクセイ・エリセンコ大佐からメダルが授与された。

同大佐は、択捉島からウクライナ東部での特別軍事作戦に参加したアレクサンドル・クルガノフ少佐、セルゲイ・シルチェンコフ大尉に勇気勲章などを授与した。

「若き親衛隊」は結成7年を迎える。毎年、児童生徒たちは5月9日の対独戦勝記念日と9月3日の軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦の終結の日の祝賀会行事に協力している。2024年には、ユジノサハリンスクで行われた「勝利パレード」にも参加している。

同中学校のナタリヤ・ナジトコワ校長は「私たちの学校生活への配慮と支援、積極的な協力に対して、第18機関銃砲兵師団と第49機関銃砲兵連隊の司令部に感謝します。一緒にいれば、私たちは強くなります!」と挨拶した。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2024/12/7)

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