北方領土・国後島ユジノクリリスク(古釜布)の漁業会社は、ナマコの密漁による損害の賠償として 580 万ルーブル以上を支払った。ロシア軍東部軍管区軍事検察庁の広報が発表した。
漁業会社は、太平洋で約 650 kg のナマコ 8,500 匹以上を違法に捕獲し、乾燥させて製品に加工していたことが判明。択捉島のゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)駐屯地検察庁によって訴訟が提起された。
国後島の南クリル地方裁判所は軍事検察庁の主張を認め、漁業会社は損害賠償金の全額を支払った。さらに、違法漁業を行なった船長は、漁業規則違反で50万2,000ルーブルの罰金を科せられた。(sakh.online 2024/12/12)
