北千島にサーフィン・スポット10カ所発見 愛好家が初の調査を実施 

千島列島

今年9月、サーフィン・スポット探険隊が北クリル諸島(千島列島北部)で初の調査を実施した。

北クリル諸島でサーフィンと観光を開発するプロジェクトは数年前に開始された。調査に参加したイリーナ・サユティナさんは、この地域が国内でサーフィンの発展に最も可能性の高い地域の1つと確信した。

探険隊はヨット「アイアン・レディ」で調査に出掛け、さまざまな気象条件でサーフィンが可能なスポットを10か所ほど特定した。

イリーナさんは「たとえば、オネコタン島で2つのスポットを発見しました。1つはネモ火山のふもと、もう1つはリシイ岬からそれほど遠くありません。このスポットは「リシチカ」と呼ばれ、ここからはクレニツィン火山の頂上が見えます。島には他にも、ラスシュア、ヤンキチャ、チルポエフ、ロックス・ストーン・トラップなどのスポットがあります。私たちはクリル諸島のサーフィンスポットの地図を作成します」と語った。

イリーナさんらは2025年に、今度は観光探検を計画している。「これは勇気あるロシア人旅行者のための特別な観光商品になるでしょう。私たちはこのプロセスに関するコンテンツを撮影し、クリル諸島のサーフィンの可能性を引き続き探求する予定です」と話している。

現在、サハリン州には、サハリン、北方領土の国後島、パラムシル島の3つのサーフィン開発センターがすでに運営されている。

12月13日、サンクトペテルブルクで開催される北極フォーラムの中で、今回の調査で特定したサーフィン・スポットを発表する予定だ。(sakh.online 2024/12/14)

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