択捉島在住の船長、偽造した医療記録で勤務「自由制限」5カ月の有罪判決

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北方領土・択捉島在住の小型船の船長Kが偽造文書使用の罪で有罪判決を受けた。船長は島内の漁業会社に就職する際、健康診断に合格し、船で働くことに対する医学的禁忌がないという偽造情報が記載された偽の医療記録を提出していた。

地方裁判所の判決によると、船長として働くためには、健康面で問題がないことを証明する健康診断が必要だが、Kは健康診断に合格したことを示す文書と、仕事の禁忌がないという診断書を購入した。

医療記録に押されたスタンプが、医療検査センターの実際の印章と一致していないことから偽造文書と分かった。船長は罪を完全に認めた。

判決では「被告Kは前科がないことが判明した。居住地と勤務先での態度は良好で、サハリン州漁業庁から表彰され、クリル地方行政府から感謝状ももらっている」として、5カ月の自由制限を言い渡された。

この間、Kは居住地または滞在地を変更しないことや夜間(午後10時から午前6時まで)の外出禁止、刑の執行を監督する国家機関に月に2回出頭する義務を課せられる。(astv.ru 2024/12/24)

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