北方領土・択捉島ゴルノエ村の幼稚園の園長が、公職を利用した2件の詐欺行為で有罪判決を受けた。
この園長は2020 年 9 月から 11 月にかけて、当時地区外で休暇中だった教師に、偽の勤務表と支払い命令を発行した。教師は別の地域に休暇に出かけ、園長に無給休暇とするよう依頼していた。
しかし、園長は、この教師を勤務者として登録し続け、給与を受け取るという計画を考案し10万7,565 ルーブル以上を盗んだ。
また、園長は 2021 年 9 月から 11 月にかけて同様に 6万591 ルーブルを盗んだ。裁判では、被告は罪を完全に認めた。
裁判所は、捜査への積極的な協力、健康状態などの酌量すべき事情を考慮し、執行猶予付き懲役3年6ヶ月、保護観察期間3年を宣告した。(sakh.online 2024/12/24)