北方領土・国後島のケラムイ湖でエビ3,000尾を密漁 古釜布の男2人を起訴 

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国後島を管轄する南クリル地方検察官は、約3,000尾のエビを違法に採取した罪でユジノクリリスク(古釜布)在住の男2人を起訴した。

2人は今年9月16日、同島南部のべスロフスコエ湖(ケラムイ湖)で、船外機付きのゴムボートを使用してエビを獲るため33個の罠を仕掛けた。2日後に戻り、2,852尾のエビを違法に捕獲した。

2人は、サハリン州のFSB(連邦保安庁)ユジノクリリスク国境警備隊に現行犯で逮捕された。被害額は50万5,112ルーブルと推定される。国境警備隊が現場に到着した時、エビは生きていたため、海に戻された。

2人の裁判は南クリル地方裁判所で行われるが、密漁者は水生生物資源の違法採取の罪に問われ、最高5年の懲役刑を受ける可能性がある。(サハリン・メディア2024/12/28)

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