北方領土・択捉島の新しい市長候補の選考会 1月31日開催

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択捉島を行政区域としているクリル地区の市議会は10日、2025年第一回会議を開催し、アンナ・オシキナ前市長の辞任に伴い空席となっている市長候補者の選考日程などを決めた。

昨年12月16日、オシキナ氏は家庭の事情で市長を辞任し、現在はをイストミン第一副市長が市長代理を務めている。

市長候補者選考に向けた必要書類の提出期限は1月25日で、市長候補選考会は1月31日午前11時からクリル地区行政府会議室で行われる。

市長を選出するコンペへの参加要件は21歳に達している国民。候補者を選出するためのコンペの実施手順に関する規則で規定された書類を期限内に提出する必要がある。

また、地域の重要問題を解決する権限を行使する市長の望ましい条件として、少なくとも専門学位、修士号(主に地方行政、法律、経済、経営の分野)、国家公務員など公務員として10年以上の経験を有する高等専門教育を受けたもの、または地方自治体の役職、専門分野での職務経験を有する者などを挙げている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/1/11)

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