ロシア極東・北極圏開発公社の代表者が北方領土・択捉島を訪れ、クリル地区行政府でコンスタンチン・イストミン市長と会談した。
極東連邦管区大統領全権代表のトルトネフ副首相とサハリン州のリマレンコ知事の代理として訪れたもので、4月にモスクワで開催される大規模なビジネスミッションにおける「クリル(千島)投資家デー」の準備が目的だった。
会議では、新しいプロジェクトを創出する上でクリル地方にとって重要な主要分野について議論された。また観光、レクリエーション、住宅建設、デジタル技術の分野でプロジェクトを実施するための基盤となり得る有望な投資対象地を視察した。
行政府は「クリル諸島の開発は引き続き優先課題の一つであり、我々の共同の努力がこの地域の生活向上に向けた重要な取り組みの実施に役立つと確信している」としている。(エトロフ・ニュース2025/3/5)