北方領土・択捉島の「ギドロストロイ」グループが14日、創立34周年を迎えた。1991年に同島で誕生した小さな建設会社は、ここ数年で極東最大の漁業ホールディングスに急成長した。
現在「ギドロストロイ」は住宅や官公庁の建物、道路施設の建設だけでなく、遠洋および沿岸漁業、魚製品の加工と販売、養殖事業、観光、ホテル事業も展開している。
ホールディングス全体で7,000人以上の従業員を雇用しており、その半数は漁業と魚の加工に従事している。
同社は学校、幼稚園、能行政ビル、道路、橋、養魚場、水産加工場など、設備と能力において他に類を見ない100以上の大規模施設の建設を行ってきた。
同社はまた社会貢献にも取り組んでおり、テニス、チェス、アクティブスポーツのトーナメントの主催者として活動するなど、特に子供のスポーツの発展に力を入れている。
最も重要でなと取り組みは、慈善プロジェクト「医療および教育遠征ロシアのフロンティア」事業だ。2007年以来、国内最高の専門医師たちを毎年クリル諸島に招へいし、住民を無料で診察している。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/3/14)




