北方四島への観光客 2040年に17.7万人と予想 サハリン州政府

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 クリル諸島(この場合、北方四島)への観光客数は2040年までに17万7,000人に達する可能性がある–モスクワで開催されたクリル投資家デーにおいて、サハリン州政府のアントン・ザイツェフ副首相が発表した。州当局の予測によると、10年後には年間12万9,500人、2040年には観光客数は17万7,700人に達する見込みだ。観光客数の増加に伴い、ホテルの客室需要は約2,000室に達すると見込まれる。
 クリル諸島への観光客数は毎年8%以上増加しており、昨年は5万6,000人に達した。ここ数年、ホテルインフラ整備のためのプロジェクトを10件実施したが、ホテルは不足している。このため、州政府は7件の投資提案をまとめ、企業に対してホテル複合施設の建設への参加を呼びかけている。7月上旬には、択捉島と国後島へのビジネスミッションが予定されている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/4/21)

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