Citysakh.ruが択捉島での野良牛に関する記事を掲載した後、編集部には国後島の住民から同様の苦情が寄せられた。牛の放し飼いに関する情報は、地元のWhatsAppグループで定期的に投稿されている。
国後島ユジノクリリスク(古釜布)のミラ通り、ルィブカ幼稚園の近くで、牛の群れが目撃された。数頭の汚れて痩せた牛と子牛が、住宅の窓の真下を踏み荒らしている。住民は牛たちの状態を心配している。写真のコメント欄には、子牛の悲惨な状態が次のように記されている。
「小さな子牛を連れたこの牛は誰のものなのでしょう?子牛は立っているのもやっとで、どうやらかなり寒がっているようです。」
村の古参の住民たちは、同じような光景が毎年のように繰り返されていると指摘し、南クリル地区当局の怠慢を嘆いている。
牛の状態は専門家や獣医師によって監視されるべきであり、牛の飼育は農業経営支援のための州補助金制度の対象となっている。また、2025年4月、サハリン州農業貿易省は、島嶼部の牛の乳量が増加したと報告したが、この統計にクリル諸島(北方四島)の牛が含まれているかどうかは明らかにされていない。(citysakh.ru 2025/4/10)
