第28回医療教育遠征隊「ロシアの国境」のボランティア医師団15日、択捉島に到着した。遠征隊はモスクワ、サンクトペテルブルク、ウラジオストク、チェボクサル、ユジノサハリンスクの5都市から13人の専門医で構成。超音波検査医、消化器内科医、心臓専門医、外傷・整形外科医、理学療法医、産婦人科医、泌尿器科医、心理士、腫瘍・乳腺専門医、内分泌専門医、神経科医が含まれている。
クリル地区のコンスタンチン・イストミン市長と地区議会のタチアナ・ベロウソワ議長が港で出迎えた。ベロウソワ議長は、プロジェクトの立ち上げに携わり、長年にわたり大規模な慈善事業に貢献している。
医師団は5月15日、16日、18日にクリリスク(紗那)のクリルスカヤ地区中央病院で、5月17日にはレイドヴォ村(別飛)で無料診察を行った後、色丹島へ向かう。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/5/13)

