少女がシャワー室で滑ってケガ 裁判所がスポーツ施設管理者に3万5,000ルーブルの賠償金支払い命じる

択捉島の話題

択捉島のクリル地方裁判所は、同島クリリスク(紗那)の体育・健康複合施設の管理者に対して、シャワー室で転倒してケガをした未成年にの少女に損害賠償金3万5,000ルーブルを支払うよう命じた。

同地方裁判所によると、1月9日の夕方、少女は水泳の授業の後、体育・健康複合施設(PC)内でシャワーを浴びていたところ、濡れたタイルの上で滑って転倒し、シャワーの手すりにぶつかった。少女は肩や脛に打撲を負った。

体育・健康複合施設の代表者は、施設側に落ち度はなく、被害者の健康にも害はなかったと主張したが、裁判所は「未成年者の監督責任は、施設内に滞在している間だけでなく、その敷地内においても果たさなければならない。未成年者が教育機関の監督下で被害を受けた場合、当該機関は被害が自らの過失によるものではないことを証明しない限り、被害を与えたと推定され、賠償義務を負う」と断じた。(astv.ru 2025/5/23)

タイトルとURLをコピーしました