10月1日、択捉島クリリスク(紗那)のオホーツカヤ通りの暖房本管の工事が始まった。請負業者は、工事は10日ほどで終わると住民に通知した。それから43日が経過した。工事現場の、この「美しさ」にはいくつかの問題が伴っていた。
バスの運転手はタイヤを傷つけたくないため、現場を避けて通ることにした。大人も子供も、近くのバス停でいつもバスに乗っていた。「誰のせい?急いで仕事をしない請負業者か、明らかに危険な道路区間を運転する勇気がない運転手か?それとも工事の進行状況を監視しなければならない行政か?」–
「赤い灯台」がこうした記事を書いた3時間後、クリル地区行政府のテレグラムにコメントが掲載された。行政府は次のように報告している。
「請負業者のクリスタルは、暖房本管の大規模な修理に関連する必要な作業をすべて完了した。今後、作業エリアの造園とアスファルト舗装を完了する必要がある。請負業者から提供された情報によると、アスファルト舗装の基礎は充填され、圧縮された。これはアスファルト沈下を防ぐために重要なので、この基礎を安定させるにはしばらく時間がかかる。現時点では、気象条件によりアスファルト舗装を開始できない。しかし、請負業者は降雨がなければ、近い将来にアスファルト舗装が完了することを保証している。状況は制御されており、住民の皆様には、理解と忍耐をお願いする。また、請負業者は契約で定められた作業の期限を守っていないことは事実として指摘しておく」
このメッセージで最も心を打つフレーズは、「しばらくの間」と「状況は制御されている」というフレーズだろう。ちなみに、バスがいつ運行されるかについては、コメントには一言も書かれていない。子供芸術学校近くの停留所は、主に児童・生徒たちの利便性と安全に帰宅できるように設置されたものであることを思い出してほしい。気象観測所に問い合わせれば、アスファルト舗装するのに十分な天候があることがわかる。市長室からのコメントに新しいものはない。 (択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2024/11/13)