北千島パラムシル島の北クリル地方裁判所は、新年早々パートナーをナイフで切りつけ重傷を負わせた35歳の女に懲役2年6カ月の判決を言い渡した。
事件は今年1月1日、セベロクリリスク市内のアパートで女性がパートナーと口論になり、ナイフで男性の胸部、腹部、背中を少なくとも5回刺した。被害者は奇跡的に一命を取り留めたものの、医師は人命に関わる重傷と認定した。
女はロシア連邦刑法第111条第2項、人命に関わる重傷の故意の加害罪で裁判にかけられた。審理では、被告は罪を全面的に認め、自らの行為を悔い改め、被害者に謝罪した。
裁判所は、被告には養育すべき未成年の子供がいることなどを考慮し、一般刑務所で2年6ヶ月の懲役刑を言い渡した。ただし、判決は最年少の子が14歳になるまで刑の執行を猶予するとした。(astv.ru 2025/7/16)