サハリンのユジノサハリンスク国際空港(チェーホフ空港)のターミナルビルで、対日戦勝と第二次世界大戦終結80周年を記念した大規模な展示会が開幕した。

展示を見たサハリン州議会のアレクサンダー・ドロシェンコ議員は「空港で重要な取り組みが始まりました。これは単なる展示ではなく、英雄たちの生きた記憶です。これは歴史記憶の保存に重要な貢献をしています」と印象を語った。

ターミナルの2つのフロアには、サハリン郷土博物館の収蔵品である兵士たちの武器や遺品が展示されている。シュパーギン短機関銃(バラライカあるいはマンドリンの異名でも知られる)、鉄製ヘルメット、兵士が使っていたスプーンまで、様々な品々が展示されている。展示ブースでは英雄たちの経歴や解放戦争の軌跡を見ることが出来る。展示は9月初旬まで。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/7/14)

