占守島のソ連軍上陸地点で国境警備艇の大砲が発見された

千島列島

北千島シュムシュ島(占守島)でソ連兵の遺体捜索を行っている国際捜索隊が、ソ連軍の上陸地点で、ソ連国境警備艇PK-8に搭載されていた45mm半自動汎用艦砲21-Kを発見した。

サハリンの「ポベダ」博物館・記念館の科学部門長イーゴリ・サマリン氏によると、この発見はクリル諸島上陸作戦のもう一つの悲劇的な一面を示す、興味深く示唆に富む展示物だという。

発見された45mm半自動汎用艦砲21-Kは、45mm対戦車砲を艦載砲に改造したもので、近距離での防空や、船舶からの防御を含む海上の目標への射撃に使用された。

「ロシア捜索運動」サハリン州支部のアルチョム・バンドゥーラ氏は、発見された大砲は修復後、博物館に展示されると述べた。(sakh.online 2025/7/25)

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