北方領土ガソリン・クライシス 輸送船が色丹島と国後島に到着 択捉島は悪天候で到着遅れ

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深刻なガソリン不足に陥っている国後島と色丹島に18日、待望の燃料輸送船が到着した。サハリン州エネルギー省の燃料供給状況に関する最新情報によると、色丹島ではAI-95 ガソリン 24 トン、国後島にはAI-92 ガソリン24トンが「アナトリー・イワノフ」号から荷降ろしされ、ガソリンスタンドに供給された。

国後島では11月20日にも「エロフェイ・ハバロフ号」が AI-95 ガソリン 36 トンを輸送する予定だ。

一方、択捉島の状況は複雑だ。悪天候のため、輸送船「ロシアン・イースト」がウラジオストク港で荷積みができていない。20トンのタンクコンテナ2個は、天候が回復すれば20日~21日に積み込まれ、択捉島到着は23日~24日と見込まれている。

エネルギー省は「我々は引き続き状況を注意深く監視し、安定した燃料供給を確保するために必要なあらゆる措置を講じる。サハリン地域の住民の快適さと安全は我々の最優先事項である」とコメントした。(sakh.online 2024/11/19)

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