ロシア太平洋艦隊が択捉島に到着 住民1,000人が大型揚陸艦を見学

択捉島の話題

ロシア太平洋艦隊の愛国キャンペーン「真実の力–2025」の一環で8日、5隻からなる艦隊が択捉島に到着した。大型揚陸艦「オスリャービャ」はクリリスク港(内岡湾)の埠頭に停泊した。地元紙クラースヌイ・マヤーク(赤い灯台)紙オンライン版で報じた。

艦隊には「オスリャービャ」のほか、コルベット艦「ソヴェルシェンヌィイ」、大型対潜水艦「アドミラル・パンテレーエフ」、掃海艇「アナトリー・シュレモフ」、救難タグボート「アラタウ」が含まれていた。これらの艦艇はクリル湾(紗那湾)に停泊した。

埠頭ではクリル地区のコンスタンチン・イストミン市長と地区議会のタチアナ・ベロウソワ議長をはじめ、クリル中等学校の若い兵士たち、ロシア女性連合の活動家らが出迎えた。イストミン市長は、この愛国行動は歴史的真実を守り、国民の結束を強化し、防衛隊員たちの英雄的行為を永続させる上で重要な出来事であり、「クリル地区は、このような意義深い愛国的行事に参加できることを誇りに思います」と挨拶した。

またサハリン州政府内務政策局長のエカテリーナ・シドリナ氏は「80年前、軍国主義日本が敗戦し、第二次世界大戦が終結したのはこの地でした。そして今日、私たちは(ウクライナでの)特別軍事作戦で祖国を守っている兵士たちを誇りに思います。今日、私たちは全力を尽くして、勝利を目指します」と述べた。

9日には大型揚陸艦「オスリャービャ」の一般公開が行われた。クリリスク港のターミナル入口前の駐車場は車で溢れ、クリリスク(紗那)とレイドヴォ(別飛)からのバスが1時間ごとに住民を輸送した。地元当局によると、約1,000人が見学の事前登録をしていたが、実際には、予約なしでも現地登録証または国境通行証があれば乗船可能だった。(sakh.online 2025/9/9)

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